カラーリングの仕組みから説明します。明るくするカラーも白髪染めのような暗くするカラーもほとんどがアルカリカラーです（マニキュア、ヘナは別）。アルカリカラーは髪に塗る工程は一度ですが、脱色作用と染色作用が同時に行われてます。脱色は髪のメラニン色素を壊すのですが、もともと髪には赤青黄の三色が入っていて青→赤→黄の順番で色が抜けていきます。この順番は染色された髪も同じでグレーのような青みが多いカラーですと色が落ちたとき残るのは赤と黄、つまりオレンジが残るわけです。日本人の場合とくに３色のうちの赤と黄がもともと多くなっているので脱色である程度明るくしても赤黄は結構残ってしまっているのです（人によりですが）。完全に赤黄を脱色するにはやはりブリーチなどで色を抜いてからになるでしょう。しかしそうすると傷むのはもちろん染色後の色の持ちも一週間くらいと早くなると思います。

後ろの髪はなかなか手が届かなくアイロンで巻こうとしても難しいと思います。ホットカーラーで巻くことをお勧めします。でなければデジタルパーマをお勧めします。ざっくりした答えで申し訳ありません。