乾燥によるかゆみにおすすめ! 症状に見合った塗り薬の選び方

ひとくちに塗り薬といってもローションやクリーム、軟膏などさまざまな種類のケア用品があります。有名だから、友人がよいと言っていたからなどという理由で選ぶのではなく、自分の肌の状態を見て、適切な薬を選ぶことがポイントです。

かゆみがひどい場合は抗ヒスタミン剤が効きます

かゆみとは、体内から分泌されるヒスタミンという成分が神経を伝達して脳に伝わるために起きる症状です。もしかゆみが長く続く、何度もくりかえすなどといった場合は、神経への伝達を防ぐかゆみ止め成分、ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン剤を含む塗り薬で早めに対処しましょう。

プラスして、クロタミトン、リドカインといった成分はかゆみを麻痺させる作用があるため特におすすめです。かゆいからといって安易にかくことを続けてしまうとちょっとした刺激にも敏感になり、さらに肌が荒れるという悪循環を繰り返してしまいますので注意が必要です。

軟膏タイプの塗り薬ならローションよりも伸びがよく、クリームよりも成分が肌に長くとどまるので効果的です。

カサカサ肌、粉ふき肌に悩んでいる方には

いつも肌がカサカサしている、粉がふいてしまうといった悩みがある人は、乾燥により肌が固くなってしまっている可能性があります。その場合は保湿力を高め肌をやわらかくし、キメを整える効果のある薬を使いましょう。

尿素は水分保持力が高く、固くなった角質をやわらかくする作用もあります。かゆみや赤みがなく、固く乾いた皮膚には、保湿とともに血行をよくするヘパリン類似物質を配合した塗り薬もおすすめです。

敏感肌の人は負担の少ないケア用品を使いましょう

かゆみの症状が軽い人や敏感肌の人は、肌にやさしい成分が配合されたケア用品を使いましょう。毎日のお手入れなら手軽に使えるローションタイプがおすすめです。敏感肌の場合は本来の肌が持つ角質物質セラミド配合のクリームを選ぶことで、肌への余計な負担をかけずにケアすることができます。

水仕事などで日常的に肌荒れしているという方には、肌の再生を促すビタミンEが入ったクリームが効果的です。多少油分が入っているものなら塗るたびに油膜で肌を守ってくれるので、しっとりとしたうるおいが長続きします。

自分の症状に見合った薬ぶことが大切です

これまでに紹介した薬は薬局やドラッグストアで気軽に買えるものばかりです。店頭で選ぶ際は、パッケージに記載された成分をきちんと確認して購入するようにしましょう。

もしどれを買ったらいいのか迷ってしまうというときは、気軽にお店の薬剤師に症状を伝えて相談するのもよいかもしれません。ただ、使い続けても症状が改善されない場合や悪化した場合は、すぐに使用を止めて皮膚科を受診してください。

自分に合った薬を上手に使って、健康な肌を取り戻しましょう。