フケの原因って乾燥だけじゃないの?フケ対策~選

フケの原因になるものは頭皮の乾燥だけではありません。生活習慣の中に、フケを引き起こしてしまう行動があるかもしれません。今回はそんなNG行動によって出てしまうフケと、対処法について紹介します。

皮脂が「出すぎる」ことが原因で出るフケ

フケは頭皮がはがれ落ちたものです。パサパサと乾燥したフケが出ると、頭皮が乾燥しているからではないか、と考える人も多いでしょう。

実はその逆で、皮脂が出すぎていることによってフケが出ている場合があるのです。「脂漏性皮膚炎」と呼ばれ、フケ症状を訴える人のなかでも、この炎症を引き起こしている人の割合は多くなっています。

そんな「脂漏性皮膚炎」の原因は、皮膚にもともと存在する真菌(カビ)の一種です。この菌は多すぎる皮脂をもとに増殖して、皮膚に炎症を引き起こすのです。

菌を増やしてしまう行動にはどのようなものがあるのでしょうか。

髪をぬれたままにする

フケが乾燥からきていると考えていると、ドライヤーでしっかり乾かしてしまうと頭皮がより乾燥してしまうのではないか、と思っている場合があります。

しかし、ぬれた頭皮を放置すると、水分によってフケの原因となる真菌がより増殖してしまうのです。乾かしたつもりでも、頭皮に水分が残っているような場合も同じです。

ぬれた洗濯物を放置すると雑菌が繁殖して嫌なにおいが発生してしまうように、頭皮もぬれていると菌が繁殖しやすくなるのです。

髪を乾かす時は、髪の根元までしっかり乾かしましょう。コツは、毛先は自然に乾きやすいため、根元から中心に乾かしてくことです。

もちろん、不衛生な頭皮もNGです。

菌が繁殖することでフケが引き起こされるならば、皮脂を放置したままという状況ももちろんよくありません。ただし、フケが気になるからといって1日に何度もシャンプーしてしまうと逆効果です。

洗いすぎると頭皮は乾燥してしまいます。乾燥した皮膚は、乾燥から守るためにより一層皮脂を分泌するようになるのです。皮脂を取り去るための行動が、逆に皮脂を増やす結果になってしまいます。

シャンプーは1日1回、アミノ酸シャンプーなどの刺激が少ないシャンプーで時間をかけてやさしく洗いましょう。

他にもできる、フケの対策

フケが出る場合は、脂漏性皮膚炎でなくても早めに皮膚科を受診することが第一です。適切な薬を使って症状を抑えることができます。

それ以外に自分でもできる対策としては、食生活のバランスを見直して、ビタミンやミネラル豊富な食品を積極的に食べたり、寝る時間を早くして皮膚の再生を助けてあげる、といったことも有効です。

もちろんシャンプーの方法や、しっかり乾かすこと、また枕カバーをこまめに変えたりすることもよいでしょう。

フケの対策はいろいろありますが、人によって向き・不向きがあります。効き目がないなと思ったらその方法にこだわらず別の方法を試してみましょう。