頭皮のかゆみ、ダニが原因かも?!

「頭皮のかゆみにダニが関係している」というと、多くの人が驚くと思います。しかしこの2つ、実は密接な関係があるのです。

頭にかゆみをもたらす2種類のダニ~皮膚ダニとそれ以外のダニ

頭皮のかゆみをもたらすダニには、大きく分けて2種類あります。

1つは、枕カバーなどについている一般的なダニ。もう1つは、皮膚などに存在するダニです。

この2つは同じ「ダニ」であっても、対策がまったく違います。

1つずつ見ていきましょう。

皮膚ダニについて

まずは「皮膚ダニ」についてです。

これは、どんなに清潔にしている人であっても必ず存在するダニであり、顔や頭皮などに存在しています。髪の毛にいると言われている皮膚ダニの数は、なんと約30万匹!

このように聞くと、「じゃあ早くこの皮膚ダニを退治しないと!」と思ってしまいますよね?しかしこの皮膚ダニ、決して悪さばかりをするわけではないのです。

皮膚ダニの主なエサは、人間の頭皮の油です。この油を皮膚ダニが食べてくれるので、余計な皮脂の量が減ります。このため、適正な量の皮膚ダニであるのなら、かゆみを含む頭皮のトラブルを軽減してくれるという成果を見込めます。

ただ、この皮膚ダニは増えてくるととても厄介です。ダニの排泄物などの量が増え、それが原因でアレルギーやかゆみを引き起こしてしまうからです。

この皮膚ダニを適正な量に戻すためには、頭皮を清潔に保つことが大切です。自分にぴったり合ったシャンプーを選び、きちんと洗髪をし、頭皮をいたわるように心がけましょう。

そのほかのダニについて

上では「どんな人の頭皮にも存在するダニ」について触れました。ここからは、よりイメージしやすい「枕カバーなどに発生するダニ」について見ていきましょう。

寝具というのは、意外なほど汚れやすいものです。寝汗や脂、フケなどが染み込むからであり、これがダニの発生原因となっています。

寝具に発生するダニのうち、8割は「ヒョウヒダニ(チリダニ)」と呼ばれるものであり、これらが頭皮のかゆみに結びつきます。

このヒョウヒダニを退治する最も簡単な方法が、「日干し」です。お布団を干して乾燥させることができれば、ダニのほとんどが死滅します。

乾燥機に入れるのも有効です。死滅させたダニをしっかり吸い取ることも忘れずに。また、枕カバーには浸け置き洗いが有効です。

ダニは、上手く使えば頭皮の環境改善に役立つもの。しかし増えすぎたダニは困りものですから、今日から対策に取り組んでいきたいですね!