髪は花粉の住家!?「髪につく花粉」対策!

花粉が一番付着しやすいのは、どこでしょうか?答えは「髪の毛」です。目・鼻・ノドのまわりにある髪の毛に花粉がつくと、花粉を吸い込みやすくなり症状が悪化してしまいます。花粉症の症状を軽減させるためには、髪の毛の花粉対策が必要です。

どうして髪には大量の花粉が付着してしまうのか?

花粉が髪につきやすいのは、「花粉の形」「髪の毛のキューティクル」「髪の毛の静電気」が原因です。

まず、花粉を顕微鏡で見ると、「突起のある形」をしているのがわかります。この突起が繊維(髪の毛や衣服)に引っかかりやすいのです。
スギ花粉:大きな突起が一つ。角一本の鬼のような丸い形。
ヒノキ花粉:微小の突起がびっしりついている丸い形。

次に、髪の毛は触るとすべすべしていますが、顕微鏡で見るとタンパク質の層がウロコ状になっているのが見てとれます。これを「キューティクル」と言います。キューティクルは乾燥するとふわぁ〜っと開きますが、この状態で髪の毛が擦れ合うと大量の静電気が生じてしまいます。静電気は小さな花粉を引き寄せ、開いたキューティクルに引っかかり、髪の毛には大量の花粉が付着して残ってしまうことになります。

対策(1)家に入る前に髪の花粉も落とす

帰宅するとすぐに衣服に付着した花粉を落としているという方は多いかと思いますが、「髪の毛についた大量の花粉」も落とすようにしていますか?室内を花粉保管庫にしないためにも、花粉を落とすのは最低限必要なことです。髪の毛に付着する花粉を意識すると、少しの手間で花粉症対策が万全になりますよ。
ブラシなどを玄関に置いておいて、真っ先に払うようにしましょう。

対策(2)帰宅したらお風呂に入って髪の花粉を落とそう

女性でも男性でもしっかりトリートメントをするべきです。せめてリンスは毎日した方がいいでしょう。それだけで髪に付着する花粉を減らすことができます。髪が傷んでいると、キューティクルがめくれたり、はがれたりして、静電気を帯びやすくなります。ヘアケアをして健康で美しい髪を保つようにするのは、花粉症対策としても有効なのです。

対策(3)花粉が付着しにくい髪型・スタイリングを

髪自体の露出を減らし、花粉の付着を防ぐのも効果的です。

パーマでふんわりさせたり、ロングヘアーをなびかせるのはNG。髪が静電気を帯びないように、束ね髪にした方がいいでしょう。ポニーテールより三つ編み、アップスタイルなど、なるべくコンパクトにまとめるのがポイントです。帽子を被ってまとめた髪をその中に収めるようにすると、さらに効果的です。

カラーやパーマは、控えた方がよいでしょう。髪が傷みやすいので、花粉の季節には向いていません。
ワックスやスプレーも付着する花粉の量を増やすだけなので、なるべく使わないスタイリングがおすすめです。油分の多い整髪料は花粉を引き寄せるだけでなく、シャンプーでは落ちにくく、花粉が髪に残留しやすくなってしまいます。また、整髪料の香りは鼻粘膜を刺激して、クシャミや鼻水を悪化させることもあるので、注意が必要です。

花粉症でクシャミや鼻水、目のかゆみが止まらないのはつらいですよね。症状を和らげるテクニックもありますが、花粉症にならないのが一番です。髪の毛を意識した対策を取れば、これからの季節も快適に過ごすことができるはずです。ぜひ試してみてください。