生霊のしわざ!?髪がのびる人形の都市伝説あれこれ

最近は少なくなりましたが、昔は女の子のいるお家には、必ずと言っていいほど日本人形がありました。一時期、テレビでは「髪がのびる人形」の話を取り扱うこともありました。

そんな身近な、日本人にとってポピュラーな怪奇伝説、髪がのびる人形は本当に存在するのでしょうか。皆さんのお話しをまとめてみました。

これは有名、お菊人形

髪がのびる人形で一番有名なのが、このお菊人形だと言われています。大正時代、幼くして亡くなったお菊ちゃんが大切にしていた人形の髪がのび続けているというもの。

遺骨とともに仏壇に供えた人形が最初はおかっぱ頭だったのに、肩にかかるくらいの長さに伸びたというもので、家族は「菊子の霊が乗り移った」と信じるようになったそうです。

このお菊人形は、北海道萬年寺というところに保管されているようです。エピソードがいかにもな感じで、これぞ元祖、髪がのびる人形と言えそうです。

無数の人形のなかの髪がのびる人形

こちらは、和歌山県淡島神社というところです。人形供養として有名な神社で、無数の人形が収められています。

日本人形や市松人形、ひな人形、招き猫など所狭しと並べられていますが、そのなかに髪がのびる人形があるというのです。しかも全体的にではなく一部分なので、とっても分かりやすいのだとか。

お祓いされた人形

大分県良福寺に収められている藤娘人形は、昔、持ち主があまりにも不幸なことが続いて起こるのでお祓いのためにその人形をお寺に持ってきたというものです。

その後ろ髪がのびはじめ、13年以上長きにわたりのび続け、今では抜け落ちた髪も多くまばらになっているそうです。閲覧可能ということですから興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

科学的な視点から見ると?

日本化学未来館の展示によると、人形の髪の毛は2つ折りで埋め込まれているため、時間の経過とともに折り目がずれると髪が伸びたように見えるとのこと。

実際に人形の中身を調査すれば、その実態が明らかになりそうですが、供養している人形をわざわざ調べるのも供養した人々の気持ちを考えると気が引ける話…。

もしかすると身近にも?!

ここまで有名なものでなくても、実は聞いてみるとちらほらと似たような話しを耳にします。

「おばあちゃんが亡くなり遺品整理に行った際に、おばあちゃんの家にあった人形が小さい時に見たよりも髪が長くなっていた。」とか「小さい時、大家さんに家賃を払いに行くと、人形が片方だけ髪を伸ばして笑った。」など。

あなたの身近にある人形も確かめてみてはいかがですか。