自律神経の乱れから冬太りの原因まで…「秋バテ」に要注意!

暑さがやわらいできて、ようやく食欲の秋が…と思いきや、やたらと疲れる、食欲がない、やる気が出ない、といった体の不調に悩まされている「秋バテ」を訴える人が多いといいます。

「血めぐり研究会 supported by Kao」の発表によると、9月~11月に疲労やだるさ、肩こり、冷えなどを感じる人は女性の858人中、約半数にものぼっています。

秋バテの原因とは

秋バテはおもに夏の生活習慣をそのまま引きずり、冷たい飲み物をとりすぎたり、薄着のまますごしてしまったり、という「体の冷え」が原因と考えられています。

体が冷えると内蔵の機能が低下して血のめぐりも悪くなり、体調を崩しやすくなってしまうのです。

夏バテと違って体力のある人でもなる

夏バテはもともと体力がなく、胃腸の弱い人がなりやすいものですが、秋バテの特徴のひとつとして、体力のある人でもなってしまうところにあります。

「夏バテになったことがないから大丈夫」という思い込みがある人ほど危険。暴飲暴食により内蔵が疲れ、さらに急激な気温の変化に体が対応しきれずに秋バテになってしまうのです。

【秋バテチェックリスト】

・食欲がない
・めまいや立ちくらみがする
・肩こりがひどい
・夜ぐっすり眠れないことが多い
・舌が白くなっている
・仕事中に眠気におそわれる
・イライラする、憂鬱な気分になりやすい
・疲れやすい
・風邪がなかなかなおらない

上記のうち3つ以上あてはまっている場合は、秋バテの可能性があります。

自律神経の乱れから「うつ」にも

9月は雨や台風など気圧の変化が激しく、それによって頭痛やめまいを起こしてたり、いつもよりも憂鬱な気分になってしまうという人もいます。
体温が低くなると、自律神経の交感神経がうまく働かず、さまざまな不調につながりやすくなります。 眠れない、気分が落ち込みやすい、といった「気分障害」の症状が出ていたら要注意。早めに対処しないと、「うつ」にまで発展しかねません。

体の冷えは冬太りのもと

体が冷えると全身の代謝が下がり、太りやすい体質になってしまいます。この状態でいくらダイエットをしても、効果は得られません。

また、冬は気温が下がり、体はより脂肪を蓄えようとします。 秋バテが続くと、そのまま冬太りの原因となってしまうのです。

秋バテの対策

秋バテの対策は、とにかく体を温めること。 お風呂は38度~40度くらいのぬるま湯につかり、血のめぐりを活性化させるようにしましょう。

日々ストレスを感じている人は、ゆったりとした時に働く副交感神経の動きを高めるために、好きな香りの入浴剤を入れるのもおすすめです。

近くに足湯や岩盤浴など施設がある場合は、積極的に利用してみてください。 また、美容室でヘッドマッサージなどを受けて、頭皮や顔周りからリラックスさせるのも効果的です。

疲れは週末にたまりやすいので、休みの日は予定をいれず、家でゆっくりとした時間を過ごしましょう。 ただし、寝過ぎには注意。いつもの生活リズムを保てる時間に起き、日の光を浴びて、温かいスープやお茶で食事をとります。 秋が旬の根菜や、きのこ類は栄養も豊富で体を温めたり、胃腸を整えたりする効果があるので、積極的に摂るようにしてください。

服装も体温調節のしやすい上着を羽織り、寝る時は腹巻きをして内蔵を温めるなどして対策をとりましょう。

季節の変わり目というのは、自分で思っている以上に心身の負担が大きいものです。 心と体、両方のケアをして、これから寒くなる冬のために体力を温存しておきたいですね。