柔軟剤代用からゴキブリ退治まで!余ったシャンプー・リンスの活用法

みなさんの家庭には使わなくなったシャンプーやリンスはありませんか? 使っていたものが合わなくなった、旅行用に詰め替えたものが微妙に余ってしまった、など捨ててしまうのはもったいない…と持て余してしまっている人も多いですよね。

そこで、今回は余ったシャンプーやリンスの活用法についてご紹介します。

シャンプー

お風呂場、トイレ、洗濯機の掃除に

お風呂場やトイレ、洗濯機の汚れは皮脂やたんぱく質なので、シャンプーでも代用ができます。 お風呂洗剤よりも泡立ちがよく、いい香りがするので、掃除も気分よくはかどります。おまけに、洗剤よりも肌にやさしい成分のため手荒れを気にする必要もありません。

特にトイレ掃除に使うと、芳香剤のかわりにもなってとても便利です。 トイレ掃除の時は、トイレが詰まらないように少し薄めて使うのがコツ。トイレの表面がシャンプーの成分でコーティングされて汚れもつきにくくなります。 同様に洗面台の掃除にも最適です。

衣類の汚れおとしに

襟元や油汚れのひどい袖口、血のついてしまった衣類など、部分汚れが気になる場所に直接つけてもみ洗いをしてから洗濯機で回します。そうすると、普通に洗濯するときよりもきれいに汚れが落ちます。

また、ジャケットやコートについているファー(毛皮)や、ウールは動物性の毛でできているため、シャンプーとの相性は◎。クリーニングに出すまでもないくらいのファーは、事前にくしでとかしてからシャンプーで洗うと買った時のようなふんわり感がでます。 シャンプーの後にリンスをつけて洗い流すと、ツヤもでます。

メイク用品の手入れに

メイク用のブラシのほとんども動物性の毛でできているため、毛皮同様シャンプーで洗えます。 洗面器の中にシャンプーを少量いれて、水でうすめて洗い流すとキレイに! ブラシに成分が残ってしまうと肌荒れの原因になってしまうので、すすぎは念入りにしてくださいね。

車や鏡の曇り止めに

雨が降った日や、すこし肌寒い日は、車のガラスが曇り気味になりますよね。 そういった時は、濡れたタオルにシャンプーを少し含ませてキュッと拭くと、ガラスが曇らずキレイに。かなり長時間もつので、出かける前に吹いておくと便利です。

お風呂場や洗面所の鏡にも使えます。

ゴキブリ退治に

ゴキブリはできるだけ早く、確実に退治したいですよね。こういう時にもシャンプーが大活躍します。 ゴキブリの体は分泌油脂によって覆われていて、その脂が呼吸口を守っています。そのため、シャンプーをかけると、脂が分解されて窒息死してしまうのです。 シャンプーをかけるとすぐに動きを止められるので、虫が苦手な人にはおすすめです。

リンス

柔軟剤のかわりに

柔軟剤の主成分は「陽イオン系界面活性剤」で、これはリンスの成分にも含まれています。 そのため、リンスを水かぬるま湯でとかしてから洗濯に使うと、衣服がふんわりとよい香りの仕上がりになるのです。

シルクやウールのような動物性の繊維とは特に相性がよく、縮んでしまったセーターを復活させる役割もあるので、秋、冬の季節にはぜひ活用したいですね。

電化製品・家具の静電気予防に

テレビやパソコンの画面などにホコリがひっつきやすいのは静電気のせいです。 髪をなめららかにするリンスには「カチオン活性剤」という成分が含まれていて、これが静電気の発生を防いでくれています。

リンスを水で5倍くらいに薄めて、使い古した布に1,2分浸し、固くしぼってから数分乾かします。その布を使って電化製品をさっとふけば、驚くほどキレイになりますよ。

電化製品の他にも、ほこりがたまりやすいフローリングや家具の拭き掃除にも最適です。

ヘアブラシの手入れに

髪がからまってしまったり、汚れがこびりついてしまったブラシの掃除は大変です。 そういう時は、リンスをとかした水に一晩ヘアブラシをつけておくと、次の日には髪や汚れがすっと落ち、楽に手入れができます。

また、表面がリンスの成分でコーティングされ静電気発生の防止にもなるので、美髪効果もアップ!うれしいことづくしです。

寝癖なおしに

寝癖は水だけではなかなかなおりませんよね。そういう時は、リンスを水で薄めてクシでとかします。その後にドライヤーを使うとさらにキレイに寝癖がなおりますよ。

いかがでしたか?
お風呂場のすみに使われずに置いてあるものや、押入れからぽろっと出てきて使い道に困っているシャンプー・リンスを活用すれば、節約にもなります。 ぜひ試してみてくださいね。