細くて柔らかい髪。すぐとれるパーマを持続させるには?

せっかくパーマをかけたのに、パーマがすぐとれてしまうと、がっかりしてしまいますよね。パーマがすぐとれる髪質の場合、どうしたらパーマを持続させることができるのでしょうか。全国の美容師に答えていただきました。

今回のお悩み「パーマがすぐとれてしまうのですが、どうしたらよりパーマを持続させられますか?」

髪が細くてやわらかく、パーマがすぐとれる髪質です。ウェーブをきつくしたほうがいいのか、私のお手入れが悪いのかわかりません。どうしたら、よりパーマを持続させられますか??ちなみに普段は朝シャンでハーフドライをしてムースを揉みこんでいます。
(女性 29歳)

パーマがすぐとれるのは、髪内部の構造に原因が

パーマがすぐとれるのは、髪内部の構造に原因があるのではないか、という回答が上がっていました。

「パーマは、毛髪の内部の結合を一旦切断してかけています。2剤で形づける際、髪はロッド通りの形に巻き付いた状態で記憶されるはずですが、髪が細い方の場合は髪の毛の中の面積が狭いため、髪の内部の余裕(隙間)がなく、すぐに戻ってしまうのです。かなり大事なことなので、美容師がそのことを理解せずにパーマをかけてしまうと、すぐとれるパーマになってしまいます。」(東京都/目黒 keep hair design)

「髪というのは、のり巻き状になっています。お客様の場合は、のり巻のご飯の部分が少ないのではないでしょうか。ですから結合の部分の数が少ないので、パーマの持ちが悪いのです。このケースの場合、以下の対策が考えられます。
1.シリコンの付着が多いと美しいパーマがかからないので、シリコンを除去
2.クリープパーマをかける
3・パーマ1液のあとに中間リンス(水洗い)をすると結合がしっかりする
経験が豊富で薬剤の知識がある美容師をおすすめします。」(千葉県/流山 ヘアサロン ウエーブ 流山店)

パーマがすぐとれる髪質の場合は、デジタルパーマがおすすめ

髪が細く柔らかく、パーマがすぐとれる髪質の場合は、持ちのいいデジタルパーマがおすすめという回答が多く見られました。

「ウェーブをきつくするのもいいですが、デジタルパーマ・エアウェーブですとゆるめのパーマでもかなり持ちはいいと思いますよ。」(大阪府/枚方 NYNY 枚方店)

「ゆるくてふわっというスタイルであれば、デジパーの方がやりやすいかもしれませんね。持ちも良いですし。通常のパーマをきつくすれば持ちは良いかもしれませんが、ダメージだったりパサつきが出ちゃうかもしれません。」(東京都/世田谷 Atelier ash祖師谷大蔵)

「イメージしているパーマよりも少し強めにパーマをかけたほうが、パーマの持ちが良いと思います。髪が細い方はどうしても乾かすとパーマが伸びやすくなってしまいます。また、乾かす時もドライヤーの熱を上からではなく下から弱い風で当てると、パーマを維持しやすいと思います。デジタルパーマやエアウェーブなどホット系パーマをかけるとパーマがとれにくくて良いと思います。」(東京都/武蔵野 NORI)

パーマをかけるときには、髪質をよく理解してくれるサロンを選ぼう

髪質をよく理解してくれるサロンを選んで、髪への負担を減らしたほうがいいという回答が上がっていました。

「まずは、髪質や骨格、ライフスタイルを良く理解してもらえるサロンを選びましょう。ウェーブをきつくするという考えですと、髪にかかる負担が大きくなっていきます。髪質を見極め、髪質に合った薬剤で、的確にパーマをかけていけば持ちはよくなるはずです。あとはシャンプーですが、洗浄力の強いシャンプーやシリコンなどが豊富に配合されているものは、ウェーブを伸ばしてしまうケースがあります。」(東京都/世田谷 gally)

いかがでしたか?髪が細く、柔らかい方の場合、パーマがすぐとれるのは髪内部の構造に原因があるようです。デジタルパーマなら比較的パーマがしっかりとかかるようなので、その点も含めて一度美容院で相談してみるといいですね!

パーマを少しでも長持ちさせるために

最後に、パーマを少しでも長持ちさせるためのポイントをご紹介します。

通常、パーマが取れるまでの期間は、普通のパーマ(コールドパーマ)で1~2ヵ月程度、デジタルパーマで3~6ヵ月程度と言われています。せっかくかけたパーマですから、なるべく長期間楽しむために、以下のポイントに注意しましょう。

シャンプーは不要、トリートメントは必要

「パーマをかけた当日はシャンプーをしてはいけない」と言われます。これは、シャンプーの洗浄成分によってパーマ液の効果を弱めてしまうためです。出来れば2,3日は髪を洗わない方が良いでしょう。

反対に、パーマを長持ちさせるためにはトリートメントは必須です。トリートメントにはダメージ補修のほか、保湿の効果もあります。デリケートな状態の髪を労わることで、パーマを長持ちさせることができるのです。

寝る前のお手入れが重要!

夜シャンプーをしたら必ずしっかり乾かしてから寝るようにしましょう。濡れたままの髪はダメージを受けやすいのです。パーマが台無しになるだけではなく、キューティクルが剥がれて髪を傷めることになります。

適度に水分を保つことが出来る髪の乾かし方があるので、ポイントをおさえましょう。

まず、地肌にタオルを押し当てるようにして水分を取ります。次にタオルで髪を包み混むようにして、吸い込んだ水分を拭き取っていきます。絶対に、ゴシゴシ擦ったりはしないでください。ドライヤーは地肌に風を当てるようにして乾燥させ、髪の毛は8割くらい乾いたところで止めます。後は自然乾燥にして、完全に髪が乾いてからベッドに入ってください。

ライフスタイルにもよりますが、髪を洗わずに寝てしまうのはあまり良くありません。スタイリング剤などの汚れによって摩擦が起き、髪のダメージの原因になります。夜はシャンプーをしてから寝て、朝は軽く髪を濡らしてからスタイリングすることをおすすめします。

乾燥はパーマの大敵

パーマを維持するための最大のポイントは、乾燥を防ぐことにあります。特にコールドパーマと呼ばれる普通のパーマの場合、濡れた状態でパーマが維持されるため、髪が乾燥しているとそれだけパーマが伸びてしまうことになります。「パーマが伸びた状態にしておかない」ということを意識すると良いかもしれません。

正しく髪を乾かして適度な水分が保たれていたら、パーマが伸びて中途半端なウェーブになることもありません。寝癖も付きにくくなりますし、朝のスタイリングが楽になるはずです。

パーマスタイルを楽しむために、自分に合ったパーマを見つけて、セルフケアを怠らないようにしましょう!

■このお悩みホットライン
髪が細くてやわらかくいつもすぐパーマが取れてしまいます。