お悩みホットライン
毎日のヘアアイロン(コテ)とパーマ髪が痛むのはどっち?
毎日きれいなカールやウェーブでいたいけれども、パーマやコテは髪へのダメージが気になってしまいますよね。髪への負担が少ないのはいったいどちらなのでしょうか。全国の美容師に答えていただきました。
今回のお悩み「コテとパーマどちらが痛みますか?」
パーマをかけるのと、毎日巻くのとでは、どちらが髪に負担がかからないのでしょうか? 毎日コテで巻いているのですが、それでもかなり傷んでしまうんじゃないかと不安です。それでパーマの方がいいのかなと悩んでいます。前にパーマをかけてすごくパサパサになってしまったので、パーマをかけるのに少し抵抗があるのですが……。
(女性 27歳)
コテとパーマ、どちらも髪には負担がト
コテで巻くのもパーマをかけるのも髪には負担がかかってしまうという回答が多くありました。
「コテは熱を使うので髪の毛のなかのタンパク質が変成し、痛んでしまいます。パーマは当て方や使う薬でかなり変わってきますが、お薬を使う時点で髪には負担がかかりますね。なるべく痛みをなくすようにトリートメントを使いながら当てたり、お薬を工夫したりしています。」(兵庫県/御影 シュリュッセル)
コテは仕上がりがきれい。ただし、傷みは大きいのでケアが必要
コテのメリットとしては仕上がりのきれいさがあげられます。
問題の髪への負担を軽くする方法としては、髪の毛をきちんと乾かしコテの温度に気をつける、トリートメントをつけるといった回答があがっていました。
「見た目は毎日巻いたほうがキレイに見えると思います。ただ、やり方にもよると思いますが、毎日コテを使う方が痛むと思います。」(大阪府/大和田 SALON DE LUNA)
「パーマを当てればスタイルが長持ちします。でもコテ仕上げのようにはならないですね。もしコテを使うならオイルをつけてから。」(大阪府/摂津富田 ペアースポット 宮田店)
「コテで巻くときは100度くらいの低温にしてくださいね!」(東京都/原宿 ヘアメーク シージャ)たまにはアイロンを使わないでお休みさせてあげてください♩ 編みこみなどで可愛くアレンジしたり、三つ編みにして寝て朝ほどいて天然パーマ風にしてみるのもいいですね♩(神奈川県/相模原 FORTE 相模原)
パーマは楽ちん。まずは髪の状態を美容室でみてもらおう
手入れが楽なのがパーマのメリットです。仕上がりではコテにゆずるという回答が多いですが、かければ長持ちするのはとても魅力的です。パーマの方がダメージが少なくなることがあるという回答が多く見られました。
パーマを当てる前に自分の髪の状態を必ず確認しましょう。すでに髪が痛んでいるとダメージが大きくなるので注意が必要です。
「パーマをあてて手入れが楽になる方がいいと思います。コテは使い方をまちがえると髪をほんとうに痛めてしまいます。毎朝がんばって巻くのも大変ですしね」(大阪府/瓢箪山 HAIR SALON 髪職人)
「パーマをかけてもうコテは使わない! と思っているなら、パーマをかけた方がダメージは少ないと思います。ただ、今はコテの熱で巻いていらっしゃると思いますから、パーマだとパサパサ感がしやすいかもしれませんね。流さないトリートメントを毎日しっかりつけてコテで巻く方が見た目はきれいかな、とは思います。」(千葉県/稲毛 rocca hair innovation)
「毎日巻き髪にしているとのことですが、地毛の状態だったらパーマをしてもそれほどダメージはないと思います。カラーをしていたり、ストレート系のパーマを施しているのなら、巻くのもパーマをかけるのもやめた方がいいです。ダメージが大きいです。髪の状態を美容師さんに見せて相談してみましょう。」(東京都/銀座 Hair Room)
いかがでしたか? コテとパーマのメリット、デメリットを見ていくうちに自分にあっているのがどちらかわかった方も多いのではないでしょうか。悩んでいる方は、ケアの仕方や髪の状態を行きつけの美容室で相談してみるのよいかもしれませんね。