あなたは大丈夫!?縮毛矯正によるダメージとヘアケア方法

せっかく縮毛矯正をかけたのに、短期間しか効果が無かったと残念な経験をする人もいるのではないでしょうか。縮毛矯正後の髪の毛はダメージを受けているため正しいケアが必要です。効果を長続きさせるためにも、正しいケアを怠らないようにしましょう。

髪のタンパク質を変形させることでかかる縮毛矯正

縮毛矯正は、アルカリ剤によって毛髪を構成するタンパク質であるケラチンという物質の結合を切ることで髪のくせを直す施術です。一旦、化学作用によって切った髪内部の結合を、理想のくせに直した後に酸化剤によって再生します。

アルカリ剤によって髪の表面のキューティクルは損なわれ、うるおいが逃げやすい髪の毛となります。また、ストレートにするための加熱処理によって、毛髪内部の構造が破壊される可能性もあります。

さらに、毛髪内部の構造を再構築するための酸化剤や最初に使用するアルカリ剤が残留することで、内部で髪を傷つける作用が生じます。以上の要因により、縮毛矯正後の髪の毛はダメージを受けているのです。

施術後数日間はとことんくせをつけない工夫をする

縮毛矯正直後は、とにかく髪の毛にくせをつけないことが大切です。毛髪内部の構造がうまく構築しきれていない状態では、少しの刺激でも大きな影響が出る可能性があります。

施術後2日から3日はピンやゴムを用いて髪型を整えることは避けましょう。髪を耳にかける程度のことでもくせがついてしまいます。

また、シャンプーをすることも避けたいのですが、汗をかくなどして、どうしても水で洗いたいという場合はしっかりと乾かすことが大切です。通常のパーマは半乾きの状態でこそウェーブが出る特徴がありますが、縮毛矯正の場合はしっかりと乾かしましょう

毎日使うシャンプーは弱酸性を選ぶ

アルカリ性の溶剤によってできている縮毛矯正用の薬剤を使った毛髪は正常な状態ではありません。正常な弱酸性の状態に戻してあげるために、シャンプーも弱酸性の物を選ぶとよいでしょう。

市販のシャンプーでは縮毛矯正用に特化した商品はなかなか見ることができないため、美容室で相談してみるのもひとつの手です。また、1週間に一度はトリートメント剤をつけた頭を蒸しタオルなどで覆い、時間を置いてみると効果的です。トリートメント剤が髪内部まで浸透し、効果が増します。

ダメージを防ぐためくせ毛用の商品は使用しない

これまでくせ毛に悩んできた人は縮毛矯正をかけた後でも、それまで同様にくせ毛用のアイテムを使ってしまいがちです。しかし、くせ毛修正用の整髪料やシャンプーは縮毛矯正をかけた後の髪の毛には逆効果です。

くせ毛用のシャンプーはパーマや縮毛矯正と同じ作用でくせ毛を修正する効果があるからです。余計に髪を傷ませるだけでなく、せっかくまっすぐになった髪に余計なくせをつける原因にもなります。

理想のさらさらヘアが手に入る縮毛矯正ですが、正しいケアをしなければ効果は長続きしません。縮毛矯正をかけたら長持ちさせるためにヘアケアを怠らないことが大切です。