【くせ毛改善】意外と知らない縮毛矯正の原理と仕組み

縮毛矯正の原理や仕組みについては意外と知らない人も多いのではないでしょうか。仕組みを知れば、なぜ縮毛矯正が髪にダメージを与えるといわれるのかもわかります。縮毛矯正をするかどうか迷っている場合などに参考にしてみてください。

どうしてくせが出るの?まずは髪の構造を知ろう

髪の主成分は「ケラチン」というタンパク質です。18種類のアミノ酸が複雑な結合法則によって結びついているケラチン。くせ毛かどうかは、その中の「シスチン結合」の度合いによって決まってきます。

「シスチン結合」がぴったりと合わさっていれば直毛、ずれて結合していればいるほど、くせが強いということです。

また、髪の毛の中には硬いタンパク質繊維と柔らかいタンパク質繊維があります。この二つが均などに分布していれば直毛、偏っていればくせ毛やちぢれ毛です。さらに、くせ毛の場合は毛根自体が曲がっていることも多く、この3つの要因が混ざり合ってくせ毛になっていると言えます。

髪の毛の結合を変える!?還元剤の働き

縮毛矯正には、3つのステップがあります。基本的には、1剤を塗布する→アイロンをかける→2剤を塗布するという工程です。

最初の1剤は、シスチン結合を切断する働きをします。縮毛矯正にもさまざまな種類がありますが、1剤は主にアルカリ剤と還元剤で作られていることが多いようです。

1財を塗布したあとに放置する時間によって、シスチン結合の切断度合いが変わります。くせが強い場合には、少し長めに放置して切断を促すことが特徴です。どのほど度時間を置くかは、髪質やくせの度合いにもより、美容師の腕の見せ所とも言えます。

熱で直毛に!ヘアアイロンの役目

1剤を洗い流したあと、軽く乾かしたうえで高熱のアイロンをあてます。ずれていたシスチン結合を切断し、ぴったりと合うようにするための作業です。160度から180度の高熱で処理することで、直毛を形成することができます。

ヘアアイロンは熱を加えるだけでなく、髪を引っ張ったり押さえたりするため、髪へのダメージが大きい施術です。 また、アイロン操作は美容師の腕によるところも大きいので、できるだけベテランの美容師に頼むことをおすすめします。

直毛の定着を図る最後の薬剤塗布

アイロンをかけたら、髪を酸化させることでシスチン結合を再結合させる2剤を塗布します。アイロンで直毛に整えたところに塗布することで、ストレートヘアの定着を促すのです。2剤を塗布したあと、一定の時間を置いてから洗い流すと、縮毛矯正の工ほどは終了します。

髪の中のアミノ酸の結合を切断して、形成し直したあとに再結合させる縮毛矯正は、強い薬剤と高熱を使います。そのため、髪への負担が大きなことにも注意しなければなりません。縮毛矯正を受けたら、髪をケアするためのトリートメントなどを忘れずに行いましょう。