縮毛矯正直後はプールに入っても大丈夫? 塩素が髪に与える影響

健康指向の高まりとともに、ジムに通って定期的にプールで泳ぐ人も増えてきました。体の健康のためにはとても良い習慣ですが、髪への影響はどうなのでしょうか。パーマや縮毛矯正をしていても、支障はないのでしょうか。

プールには塩素が必要

プールの水には、必ず塩素が入っています。塩素は手軽で長時間効果が持続する消毒剤で、プールの水をきれに保つために必要なものなのです。しかし、この塩素は髪や肌につくと、ダメージにつながることがあります。特に、頻繁にプールで泳ぐ人には注意が必要です。

癖毛がストレートになるわけ

縮毛矯正をすると、なぜ癖毛がストレートになるのでしょうか。髪は、2本の真っ直ぐな柱の間にロープを渡して両側で止めているようなたんぱく質の構造をしています。癖毛は、その間に渡してあるロープが柱に対して直角に止まっているのではなく、斜めになっている状態にあります。

それで、2本の柱がひきつれて、癖が出てしまうのです。縮毛矯正は、このロープを薬剤で無理やりはずして、アイロンの熱でもう一度直角に止め直すのです。髪の奥まで薬剤を浸透させるので、髪には大きなダメージになります。

髪と塩素と縮毛矯正

塩素には、髪のタンパク質を酸化さえる作用があります。プールで泳いだ後に、髪がバサバサとして軋んだ感じになるのは、この酸化のためなのです。また、漂白作用もあるので、自毛でもカラーをしていても頻繁に泳いでいると髪の色が褪せてしまいます。

縮毛矯正は、髪を強いアルカリ状態にしています。施術後、48時間はアルカリ性が強い状態で大変不安定になっています。ですから、髪をしばったり、帽子をかぶったり、水にぬらしたりは新たな癖の原因になるので、絶対にしてはけないのです。

縮毛矯正した直後にプールにはいると、キャップで抑えても癖になり、髪のダメージが進むことになります。

安定すればプールに入っても大丈夫

縮毛矯正が不安定なのは、施術後の48時間です。それ以降は、安定しますのでヘアアレンジも自在にできるようになります。プールも同じで、髪が安定してからなら定期的に泳いでも大丈夫です。

ただし、塩素は普通の髪にもダメージを与えます。泳ぐ時には必ずキャップをかぶって、プールから上がったらすぐにシャワーをしてプール水を落としましょう。

プールの後のヘアケア

縮毛矯正をしているのなら、プールの後だけではなく日頃からヘアケアに気を配りましょう。水泳をする人用のシャンプーなどもあるので、しっかりと塩素を落としてトリートメントを守りましょう。

朝のスタイリングのときには、トリートメントウォーターなどを使うとヘアケアとスタイリングを同時に行うことができます。