縮毛矯正の基礎
ペタンコになってしまう縮毛矯正を施術の仕方で改善
くせ毛が嫌で縮毛矯正したいけどペタンコはもっとイヤ!そんな悩みがあるなら美容師へのオーダーを考え直すのがオススメです。
根元からかけ過ぎない縮毛矯正で注文しよう!
縮毛矯正で髪がペタンコになってしまうのには理由があります。美容師が長持ちさせようとして根元ギリギリにまで薬剤を付けて施術しているからです。
本来は根元の立ち上がりでフンワリとして見えるので、根元ギリギリにまで薬剤を付けると縮毛矯正の後にペタンコにつぶれてしまうのです。そこで、サロンで縮毛矯正をする時には、「1.5~2cmの根元には施術しないで下さい」と注文しておくことで、仕上がりを変更する事が出来ます。
こちらの希望を伝えても、その通りにしてくれないケースもあるので、その場でお断りする勇気も必要です。
表面だけに縮毛矯正をかける事が出来る!?
くせ毛でも表面の髪だけに縮毛矯正をすることが出来ます。内側の髪にも縮毛矯正をすると全体的なボリューム感が損なわれます。
その結果、ペタンコにつぶれて見えてしまいますね。根元に縮毛矯正しない部分を作れないなら、部分縮毛矯正として、外側の髪だけ施術するのも1つの方法です。
いずれかの方法が利用できるかサロンで相談してみましょう。
縮毛矯正後にご家庭で出来るセルフケアをご紹介
ご紹介した様にサロンでオーダー方法を変えても縮毛矯正のペタンコを予防できます。ここからは縮毛矯正後に出来るセルフケアをご紹介します。
1.トリートメント時間を短縮する
トリートメントは髪に栄養を与え、しっとりまとめることが出来ます。コーティング効果もあるので、サラサラになるのがメリットです。しかし、縮毛矯正後に、トリートメント時間が長いと、これらの効果が高すぎて、よりペタンコになってしまいます。髪の傷みが気になってもトリートメント時間を短くしましょう。
2.施術後直ぐにシャンプーをする
サロンでも薬剤を流したり中和をしていますが、気になる場合には縮毛矯正の直後、帰宅してからシャンプーをします。劇的に変化はしませんが、縮毛矯正後の髪が自然と馴染むまでにかかる期間が短くなるそうです。一般に縮毛矯正のきつさが取れるのに2週間程はかかります。
以上の様に、ご家庭でのケアでも縮毛矯正によるペタンコを緩和できますのでオススメです。