縮毛矯正と毛先パーマで失敗しないために

癖毛に縮毛矯正をかけて毛先にはパーマをかけると、憧れの巻き毛スタイルになります。湿気が多い梅雨時でも巻き毛が伸びることもなく、髪が膨らむこともなく、キレイなスタイルのままで過ごすことができるのです。ただし縮毛矯正に失敗をすることもあります。(アイロンの時にかかる熱でタンパク質変性を起こすため、アイロンの温度や圧力には気をつけないと、その後のスタイルチェンジができなくなります。)また、パーマと併用することで髪が傷むこともありますので注意が必要です。

どうして髪がストレートになるのか

歪んだ毛根から髪の毛が生えることで、その髪は癖毛になります。癖毛自体は髪のタンパク質の結合が掛け違えているために、ねじれた状態で生えることで起こります。

縮毛矯正は薬品の力で掛け違えているタンパク室を一端ほどき、熱の力でストレートにしてから再び結合させる技術です。元々髪の毛は弱酸性のため、薬剤に含まれるアルカリ成分が髪内部に浸透すると、髪に負担がかかり、傷みの原因になるのです。

縮毛矯正の失敗

1番分かりやすい失敗は、髪に段差がついてしまうことです。縮毛矯正で髪をストレートにする際には、ヘアアイロンを使う方法が一般的です。薬剤を塗った髪に、アイロンをあてて癖を伸ばしていきます。

この時に気を付けないと、強くアイロンを握りすぎて髪に角がついてしまうのです。施術時に1液が根元についてしまい、角がつくこともあります。これが段差の正体です。段差がついてしまうと、元に戻すには相当の技術が必要になります。

また、髪質は個人でかなりの違いがあります。縮毛矯正は、髪質に合った薬剤を使わなければ髪へのダメージがとても大きくなります。せっかくのロングヘアに縮毛矯正をかけたら髪が著しく傷み、泣く泣くショートにする人もいます。

パーマでの失敗

縮毛矯正をしてから、パーマをかけることもできます。ここで気を付けなければならないことがあります。それは、コールドパーマとデジタルパーマです。

コールドパーマは薬剤のみでウェーブをつける方法で、デジタルパーマは薬剤と熱を使います。もし縮毛矯正をした髪にコールドパーマをかけると、髪は元の癖毛に戻ろうとしてチリチリのパサパサヘアになってしまうのです。縮毛矯正の後に毛先のカールをつけたい時には、デジタルパーマをかけましょう。ダメージが気になる場合は、1液をノンアルカリのパーマ剤にすると、ダメージを極力抑えたパーマがかけられます。

失敗しないために

縮毛矯正をする場合は、美容室の評判や口コミ情報を必ずチェックしましょう。その上で美容師の指名、カットやトリートメントは料金に含まれるかなどを事前に聞いておくと安心できます。

また毛先にパーマをかけたい場合は、必ず縮毛矯正をしていることを担当美容師に伝えてください。そうすれば、せっかく縮毛矯正をした髪が傷んで切ってしまうこともありません。

修復には手間がかかります

1度ついてしまった段差や髪の傷みは、普通の美容室では修復ができません。縮毛矯正を扱いなれている、熟練美容師のいる美容室でなければ対処ができないと言ってもいいでしょう。それだけ、美容室選びには慎重になることが必要なのです。安いからと安易にお店を選ばないように、注意をしてください。