縮毛矯正の基礎
忙しくて縮毛矯正にいけない!?どのくらいの時間が必要なの?
くせ毛が気になるから縮毛矯正したいけど時間がない!どのくらい時間をかけるかで、仕上がりのクオリティが変わりヘアダメージの軽減も出来ます。
安全な縮毛矯正にかかる時間の目安はどのくらい?
パーマと同じくらい長時間になりそうな縮毛矯正は施術にどのくらいの時間がかかるのでしょう。美容室で提供するサービスも様々で目安がわからないかとも多いのです。まず、一般的に縮毛矯正にかかる時間は3時間を目安にします。
これはカットやシャンプーも含めた時間です。以前は4時間程度かかる大がかりな施術でしたが、美容師の技術や薬剤の品質向上があり、少しですが短くなりました。
髪質や量によって多少前後しますが、3時間を目安に選んで下さい。髪の毛にダメージを出さない様に縮毛矯正をするなら、ある程度の時間が必要になります。使用する薬剤のアルカリ度数で、縮毛矯正に必要な時間が変わるので、安全な範囲を美容師と相談することも欠かせません。
時間が短ければOK!は髪の毛に深刻なダメージも!
忙しい方が多いので縮毛矯正するのも短い時間で済ませたいのではないでしょうか?しかし、必要以上の時間短縮には、かなり強い薬剤の使用をしなくてはいけません。
キューティクルをこじ開けて薬剤を浸透させるため、一般的にかかる時間でも痛みが出ないわけではありません。さらに、アルカリ度数の高い薬剤を使用すると、髪が真っ直ぐになってもツヤが失われた状態が出ます。
確かに時間が短ければダメージは出にくいと感じますが、無理な時間短縮をするとボロボロの髪になる可能性は高いのです。そのため「2時間で縮毛矯正が完了します」と言う美容室はおすすめできません。事前にカウンセリングを受けて、ご自分の髪に適した方法を検討して下さい。
安心できる縮毛矯正の選び方を施術の時間数でご紹介
ご紹介した様に、いくら早く済ませたいと思っても縮毛矯正には一定時間が必要です。見極めをご紹介します。
1.時短が全てではない縮毛矯正
縮毛矯正はパーマと同じく薬剤を使用して髪の毛への変化を起こします。そのため時間が短ければ、それだけダメージが出にくい印象です。
ところが、髪の毛の芯まで浸透させて効果を出すため少なくとも3時間は必要なのです。ダメージを軽減したアルカリ度数も考えて施術時間を決めているため、無理な時間の短縮はオススメできません。
2.短時間過ぎてボロボロの縮毛矯正はNG
髪の長さやクセの度合いでも縮毛矯正にかかる時間が前後します。それ以外で大幅な時間短縮をしている施術内容には注意しましょう。利用する側のニーズを考えて、縮毛矯正を早く仕上げると宣伝している美容室もありますが、必ずしも仕上がりの状態までは保証していません。
終わった後すぐは問題なくても、ご自宅でシャンプーをしてみたら酷い事になっていたと言うケースもあるのです。信頼できる縮毛矯正を選ぶようにして下さい。
3.縮毛矯正の後のシャンプーにも注意
時間の目安についてはご理解いただけたかと思いますので、縮毛矯正のケア方法を少しご紹介します。少なからずダメージは出ているでしょうから、トリートメントは欠かせません。洗い流さないタイプのトリートメントケアを施術後1週間は続けましょう。
また、縮毛矯正した直後のシャンプーは避けて48時間経過するのを待つと、長持ちするのでオススメです。
ご紹介した様に、縮毛矯正は時間のかかるものです。刺激の強すぎない成分を使用して、技術の高い美容師に施術して貰えば、ダメージも少なく仕上がりにも満足出来ます。