実は知らないかも!?縮毛矯正とカラーどっちが先?

縮毛矯正と同時にカラーをしたいという人も多いでしょう。どの順番で施術をするのが髪への負担が少なく、施術の効果が高いのか、紹介します。

美容室によって異なる!?どっちが先か論争

実は、この「縮毛矯正とカラーどっちが先?」というテーマは、美容室や美容師さんによって意見がわかれています。そのため、美容室によってはカラーリングを行った後に縮毛矯正をかけるところもあれば、縮毛矯正のあとにカラーリングの施術をするところもあるのです。

どちらもメリットとデメリットがあるので、一概にどちらの方がよいとは言えません。縮毛矯正とカラーを同時に行うのは髪への負担が大きいことなので、自分が何を一番求めているのかを考え、きちんと美容師さんに伝えるようにしましょう。

カラーが先、縮毛矯正があとのメリット・デメリット

カラーリングを先に行う場合は、カラーでやや髪が傷むため、縮毛矯正の薬剤が浸透しやすくなるという考え方をします。縮毛矯正の薬剤は強力なので、少しでも弱いものを使って髪への負担が減らそうとするのです。

また、明るい色の場合は縮毛矯正前の方が、カラーが入りやすいとも言えます。しかし、薬剤の種類などによっては、カラーリングのあとだと逆に髪が伸び切らなくなったり、色落ちをして思い通りのカラーにならないこともあるようです。

縮毛矯正が先、カラーがあとのメリット・デメリット

基本的には、同日に施術をする場合は、縮毛矯正を先に行ったあと、カラーリングをする美容室が多いといわれています。縮毛矯正をかけると髪の長さが伸び、傷んだ毛先も目立ちます。そのため、縮毛矯正のあとカットをして、長さを調整した後にカラーリングをした方がロスが少ないのです。

しかし、縮毛矯正をかけた後だと、髪の毛が染まりにくいというデメリットもあります。思ったより暗い色になるケースが多く、明るい色にしたい場合は、通常よりもさらに強いカラーリング剤を使わなければなりません。

できるだけ同時施術は避けた方がよい

カラーが先、縮毛矯正が先、どちらにしても、可能であれば同日施術は避けることをおすすめします。同日に施術をすれば、それだけ髪への負担も大きくなるうえ、どちらの効果も薄れてしまう可能性があります。

薬剤やカラーの定着ということを考えると少なくとも、二つの施術の間は1週間はあけるとよいでしょう。また、同日施術の場合には、トリートメントも同時に行うことをおすすめします。

縮毛矯正とカラーのどちらを先に行うかは、美容室によって異なります。明るい色に染めたい場合などは、思い通りの色になるように、美容師さんとよく相談しましょう。同時施術は負担も大きいので、ヘアケアが大切です。