パーマとヘアアイロン、どっちの方が髪の毛の傷みが生じやすい?

パーマもヘアアイロンも、どちらも髪の毛を傷ませるものとして知られています。しかし「じゃあ、どっちの方がより髪を傷めるの?」という疑問を抱いたことのある人も多いはず。

そこでここでは、この疑問を解決していきましょう。

基本の軍配はパーマにあがる!

もしあなたが「日常的に髪の毛を巻きたい」「パーマと同じようなカールを維持したい」ということであれば、パーマのほうが髪の毛を傷めません。特に施術後2カ月くらいの時の痛み方を比べれば、これははっきりと分かります。

パーマの場合は、一時的に熱を当てるだけです。この時の熱はヘアアイロンよりも強く、薬剤も使う分ダメージは確かに大きいです。しかしこれは、あくまで一過性のもの。

ヘアアイロンで毎日巻いた時のように、継続して髪の毛を傷めるものではありません。そのため日常的にカールを作るということであれば、パーマのほうが髪の毛の傷みは少なくなります。

一時的にだけカールを作りたい、ということであれば

それとは逆に「パーティーの時だけカールを作りたい」「結婚式から新婚旅行の間だけカールを作りたい」ということであれば、ヘアアイロンの方が良いでしょう。

1回1回のダメージはヘアアイロンの方が少ないため、短期的にカールを作りたいということであれば、ヘアアイロンのほうがダメージ量が少なくて済みます。薬剤も使わないというメリットが、ここに活きてきます。

またホットカーラーなどを使うと、さらにダメージが抑えられます。これはヘアアイロンほど強力なものではありませんが、その分、髪への刺激も少なくダメージを最小限に抑えられます。

パーマやヘアアイロンのような強いカール、あるいは長持ちするカールを作ることは不得手ですが、スプレーなどを使うことによってスタイルをキ-プすることは可能です。

傷みをケアするために

いずれの方法でも、ダメージを「少なくすること」はできても、「なくす」ことはできません。そのため、アフターケアが非常に重要になってきます。

例えば、トリートメントを使う。あるいは、美容師さんに教えてもらったケア方法を確かめる。ドライヤーのかけ方を工夫する。このような日常で行えることが、パーマやヘアアイロンで受けたダメージを癒すことに効果的です。

キレイで女性らしい巻き髪を作ったのだから、その後のケアも万全に行いたいものですよね。