「パーマを落とす」、知っておいてほしい基礎知識

「一度パーマをかけたけど、何となく気に食わない」「パーマをかけて1週間、すでに飽きてしまった」「学校はパーマ禁止。夏休みだけパーマをかけていたけど、学校が始まるのでそろそろ落としたい」こう考えて、パーマを落とす方法を模索する人もいるはずです。

でも、気軽に実行するのはちょっと待って!パーマを落とすことは、実は大きなリスクを伴うことなのです。

パーマを落とす方法にはこんなリスクが

パーマがきちんと残っている状態でパーマを落とすということになると、縮毛矯正をかけることになります。

縮毛矯正というのは、熱と薬剤を使って髪の毛を伸ばす方法です。薬剤を使ってカールを「記録」させるストレートパーマよりも強力で、強いくせ毛の人でもストレートにすることができます。

しかしその分、縮毛矯正は、髪にかかるダメージもすさまじいのです。専門家のなかには、「あらゆるヘアプランのなかでも、3本の指に入るほどのダメージ」と語ります。

通常の状態であってさえ、髪の毛には大きなダメージがいきます。パーマをかけてから1カ月もしないうちにこの縮毛矯正をかけるとなると、「パーマをかけたときに受けたダメージ」に、「縮毛矯正のときに受けるダメージ」が加算されることになります。これでは髪の毛に良いはずがありませんよね。

「夏休みだから」という理由で、パーマもしたし髪の毛も染めたよ、という人の場合は、ここにさらに洗髪のダメージが加わることになります。

髪を労わりつつ、パーマを落とすには?

そのため、可能ならば縮毛矯正以外の方法をとりたいところ。これには、大きく分けて3つの方法があります。

1.時間の経過を待つ

髪にとって一番ダメージが少ないのは、間違いなくこの方法です。パーマは施術後約4カ月で自然に落ちてくると言われています。早い人なら、2カ月程度で落ちるでしょう。髪の毛を伸ばすようにブラッシングすれば、さらに早く落とせます。

2.パーマ落としを使ってもらう

美容院で行っている方法に、「パーマ落としをする」というものがあります。これは、「くせ毛を治してストレートにする」とは違い、単純に、「パーマを落とす薬剤を使う」というものです。

そのため、本来の髪質に戻ります。縮毛矯正よりは髪が傷みません。

3.コスメパーマ(コスメストレート)を行う

髪へのダメージが少ないパーマです。ストレートパーマのような強い薬剤(医薬部外品)を使って行うのではなく、「化粧品」に分類されるパーマをかけることで、自然なストレートを作る方法です。

髪に無理をさせないでパーマを落とす方法というのはいくつかあります。担当の美容師さんに相談しながら決めていきたいですね。