パーマの種類ともち
希望のスタイルを実現!デジタルパーマとエアウェーブの特徴
カールやウェーブがキレイに保てると人気のパーマ。でも、パーマには色々な種類があって、どのパーマを選べば自分が望む髪型になれるのかわからないという方も多いのではないでしょうか?ここではパーマの代表格とも言えるエアウェーブとデジタルパーマの特徴について詳しくご紹介します。
押さえておきたい!パーマの種類
パーマをかける前に、まずはパーマの種類とそれぞれの特徴について、しっかりと把握しておきましょう。パーマは大きく、ホットパーマとコールドパーマの2種類に分けられます。
1.ホットパーマ
薬剤と熱の力を利用するパーマ。デジタルパーマ、縮毛矯正などがこれに該当します。薬剤(1剤)を塗布して髪のたんぱく質のシスチン結合を断ち切ったら、熱を加えて形状記憶効果をもたらし、最後に薬剤(2剤)で再結合します。
従来のコールドパーマよりもカールやストレートの状態がしっかりとつきますので、乾いている時の方がカールがはっきりと出るのが特徴です。
2.コールドパーマ
薬剤のみを利用するパーマ。薬剤(1剤)を髪に浸透させて、髪のたんぱく質のシスチン結合を断ち切り、ロッドを巻いてカールやウェーブをつけてから、再び薬剤(2剤)で再結合させます。濡れている時の方がカールがはっきりと出るので、ワックスやムースなどのスタイリング剤をつけてウェットな雰囲気を出すとカールをキレイに保つことができます。
パーマの代表格!デジタルパーマとエアウェーブの違いとは?
最近は、ヘアサロンなどでもデジタルパーマ(形状記憶パーマ)とエアウェーブが人気を集めていると言われています。この2つのパーマにはどのような違いがあるのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。
1.デジタルパーマ(形状記憶パーマ)
ヘアアイロンで巻いたようなしっかりとしたカールが維持できると人気のデジタルパーマ。ホットパーマの一種で、デジタルで細かい温度調整ができるので、デジタルパーマと呼ばれています。
乾いていく時に元の力に戻ろうとする髪の性質を利用したパーマで、加える熱の温度はおよそ100℃程度、しっかりとした仕上がりになります。熱変性をさせるので髪が若干傷みやすく、ダメージヘアの方にはあまり向いていません。ただし、比較的カールの持ちが良いので、あまり頻繁にパーマをかけたくないという方にはおすすめです。
2.エアウェーブ
ゆるふわの巻き髪スタイルが人気のエアウェーブ。こちらもデジタルパーマ同様に熱を加えますが、温度は45~55℃と低めで、専用のマシンからロッドに空気を送って髪の水分量をコントロールするのが特徴です。熱変性がないので、デジタルパーマよりはダメージが少ないと言われています。
ただし、デジタルパーマほどはしっかりとカールがつかないので、やわらかいウェーブヘアを楽しみたいという方に向いています。
自分に合ったパーマで、お気に入りのヘアスタイルを手にいれましょう!