普通のパーマとは違う?デジタルパーマ

「デジタルパーマは長持ちする。」「髪の傷みが少ない。」などと言われています。一般的なパーマと比べるとどこがそんなに違うのか、よくみてみましょう。

そもそもパーマって?

熱を加えてパーマをかけるデジタルパーマに対して、いわゆる普通のパーマのことをコールドパーマと呼びます。

コールドパーマは、髪に水分があるとウェーブがでるので、水で湿らせた方がスタイリングもキレイにできます。水で湿らせた状態でウェーブ用のスタイリング剤をつけ、乾燥させるのが一般的なスタイリング方法です。

どれぐらいパーマを保てるかは個人差がありますが、1ヶ月から2ヶ月くらいでウェーブがとれてきます。ですから頻繁にパーマをかける分、髪が傷みやすいとも言われています。

デジタルパーマって?

デジタルパーマは、薬剤の力に熱を加えてウェーブを作ります。熱を加えることでパーマの形状がしっかりと記憶されるので、通常のパーマより持ちが良くなるといわれています。コールドパーマの逆で、水に濡れた状態ではウェーブは弱くなり乾くと形が出てきます。

ウェーブもとれづらくコールドパーマの1.5倍、3ヶ月から6ヶ月は保つと言われています。また、しっかりとしたウェーブができるので、スタイリングが楽になります。

手軽でキレイなスタイリング

デジタルパーマはパーマを掛けている時に、温度と一緒に湿度も調整しています。そのせいか、パーマ後には髪のツヤとコシが増して、美しいウェーブが出来上がります。

形がハッキリとしていて滅多なことでは崩れないので、いつも同じスタイリングをするなら最適なパーマでしょう。また、デジタルパーマは髪が乾いた状態でパーマが出るので、ブローするだけでサロンと同じパーマを再現することが出来ます。フワリとした自然なスタイルにはなりませんが、コールドパーマで苦労してスタイリングをしているなら、とても楽になるはずです。

ただしパーマ器具の形状のせいで、原則セミロングからロングヘアの髪にしか使用できません。熱処理を施しますし、ロッドが太いので、根元にはかけられないのです。そのため、基本的に、ショートヘアはデジタルパーマをかけることはできないと言われています。どうしてもデジタルパーマをかけたいショートへアの方は、美容室に相談してみてください。

デジタルパーマは少しガンコ

デジタルパーマのウェーブはとてもしっかりしているので、他のスタイルに変更ができません。アイロンでストレートにしても、すぐにカールが戻ってきます。反対に、コールドパーマの場合は、パーマを出すためには手間がかかるものの、ストレートとパーマスタイルの両方を楽しむことが出来ます。

その意味でヘアスタイルのバリエーションを楽しみたいなら、コールドパーマの方が向いているかもしれません。

デジタルパーマはメンズには不向き?

デジタルパーマはメンズヘアスタイルには使えないのでしょうか。たしかに、根元からのウエーブはかけられず、ロッドも太めのものに限られてしまうので、男性の短い髪にデジタルパーマをかけるのは難しいです。しかし、決して不可能ではありません。男性でもミディアム以上の長さがあれば、デジタルパーマをかけることが可能です。

デジタルパーマのメリットは再現性の高さ。微妙なニュアンスを作るが求められるメンズのヘアセットにこそ、再現性の高いデジタルパーマは非常に便利なのです。

ただし、デジタルパーマは、パーマがしっかりかかったスタイルを作ることが出来る反面、ふんわりとパーマをかけたい方にはオススメできません。また、髪質によってはコールドパーマの方が適している場合もあるので、ぜひ担当美容師と相談してください。

デジタルパーマとコールドパーマ

最後に、デジタルパーマをコールドパーマと簡単に比較してみます。

・価格
+3000~5000円

・施術時間
+1時間程度

・持続期間
約1.5倍(3~6ヵ月)

・特徴
コールドパーマ:ロッドの種類が多い、猫っ毛・細毛も施術可能、濡れた状態でパーマが出る
デジタルパーマ:ロッドの種類に限り、縮毛矯正後でも施術可能、乾いた状態でパーマが出る

デジタルパーマは、コールドパーマと比較して少々割高で手間もかかりますが、その分、持続性と再現性は非常に高いのが特徴です。スタイリングはコールドパーマよりずっと楽になります。強いパーマなので、直毛など、コールドパーマでは効果が見えづらい髪質の方でもかかりやすいのもメリットと言えるでしょう。一方で、ふんわり自然な雰囲気のパーマを作りづらいなどのデメリットもあります。

デジタルパーマのメリットは、コールドパーマのデメリットに繋がります。コールドパーマで上手くいかないなら、一度試したくなるのは当然です。

しかし、万が一失敗して納得のいかない髪型になってしまった場合、デジタルパーマをとろうとすると縮毛矯正をすることになります。髪へのダメージも非常に大きいですし、何より悲しい気持ちになってしまいますよね。

髪質やなりたいイメージを考慮したうえで、自分に似合うヘアスタイルを美容師さんと相談して、満足にいくステキな髪にしてください。