いつもと同じでいいの?着物に似合うメイクのポイント

洋装と和装では、びっくりするほどメイクの方法も違います。このことを覚えていないと、かなり悲惨なことに。そこでここでは、ちょっとしたエピソードを交えつつ、着物に似合うメイクのポイントを紹介します。

美容院はプロだから安心?!その安心が襲ったエピソード

「結婚式は済ませた。その後、友達を呼んで1.5次会をすることに。ウエディングドレスはレンタルではなくて購入したものだったから、これを着て現れる予定にしました。

会場近くの、個人経営の美容院を予約。結婚式関係のメイクですと頼んでおいたのですが、そこは和装のメイクしかしたことのないという『土地の美容院』。そのため、できあがったものは和装のメイクで…」

この時のメイクは紫色のアイシャドウがはっきり入り、キレイではあるものの、ドレスとはあまり調和が取れないものでした。切れ長のアイメイクは、花嫁本人の希望である「優しい感じのメイク」とは方向性が大きく違うもの。

和装のものとしては理想的なのですが、洋装には少しミスマッチな出来になってしまいました。

事情を察した参列者の美容師の友人が、そのメイクの良さを生かしつつ、さっとリメイクをしてくれて事なきを得ましたが、かように、和装のメイクと洋装のメイクは違うのです。

ちなみにこれは、私自身のお話しです。

着物のメイクのポイントは?現在の考え方

上記でも述べたように、着物のメイクというのは基本的に、

・切れ長の目で
・若干顔を大きく
・肌の色は白く
・眉毛は太く短めに

というような形になります。これは、いわゆる「平安美人」の流れをくむものだと言えるのかもしれません。色白で、おちょぼ口で、まろ眉で、切れ長の瞳というのは日本人が考える「美人」の条件なのかもしれませんね。

また、その流れを踏まえてか、基本的にはラメなどは入れません。かなりマットな仕上がりに仕立てることも多く、洋装のそれとはやり方が異なります。

ただ、現在は着物であっても、洋装の時に近いメイクを行うことも増えてきました。また、昔とは違い、「その人個人個人の希望に沿った」「その人の理想とするメイク」をカウンセリングの元作り上げるという美容室が増えたのも事実です。

このため、昔ほどは着物と洋装のメイクに違いはなくなったと見るのが一般的なようです。