お宮参りの着物の着付けで気を付けること

「七五三のときに、初めて子どもに着物を着せる」という人も多いのではないでしょうか。今回は、「お宮参り(主に七五三)」に焦点をあてて、そのときの着物の着付けの注意点を紹介していきます。

子どもは大人とは違う、と心得るべし

着慣れていない場合、着物は大人でも着くずれしてしまいがちなもの。子どもならなおさらです。そのため、着付けには注意が必要です。

大人の着付けのときに使う帯枕は、子どものときは手ぬぐいやタオルなどで代用することが多いようです。帯も、二重巻きなどにして工夫します。肌襦袢に関しては、ちゃんと子ども用のものが売られているのでそれを利用するようにしましょう。

ただ、まだ小さい3歳の時期などですと、それほどこだわらないケースも多いようです。

かわいらしさ、愛らしさを出すために、肩上げなどを多くとるようにします。もともと子ども用の着物というのは、「成長に合わせて長く着ること」を前提としていますので、このような使い方がよいと思います。

また、この年頃の子どもというのは、人見知りであったり、集中力が続かなくていろいろと不安定になったりするものです。

そのため保護者は、子どもにとっては退屈でちょっと怖く感じる「着付け」の間に、どのようにして気を紛らわせるかを考えておかなければなりません。時間に余裕をもって予約することも必要です。

大人の着付けを考える

大人の場合は、実は着物を着る必要はありません。これは、「着物を着てはいけない」ということではなく、「無理に着物を着る必要がない」ということです。

着物を着る場合は、無地の、落ち着いた色合いのものがおすすめです。お宮参りに参列するほかの参列者と、格や色合いの調和のとれたものを選びましょう。

また、お宮参りはあくまで子どものための行事ですから、あまり華やかすぎるものは避けます。

現在では、「子どもは着物、親は洋装」というケースも増えています。特に、下に小さなお子さんがいる場合、着物では面倒をみるのが大変であるため、好んで洋装を着用するケースも増えています。

この場合は、ジャケットとワンピースを合わせた格好などがもっとも一般的とされています。卒園式や入園式などにも使えるものであり、一着持っておけば便利です。

このように、お宮参りの着付けや衣装の選び方にはさまざまな注意点があります。これらを踏まえた上で、お宮参りに臨みたいですね。