成人式の着物・振袖。レンタルする時のメリット・デメリット

「成人式の着物を買うか、それとも借りるか?」というのは、大きな課題です。そこで、ここでは成人式の着物のレンタルにまつわるメリットとデメリットを考えていきましょう。

レンタルすることのメリットについて

着物をレンタルする場合、もっとも大きなメリットとして「費用」が挙げられます。

レンタル品の場合、原則として購入するよりもずっとずっと安い値段で質の良いものを借りることができます。例えば50万円という予算が決まっていたとする場合、借りるほうがずっとランクの高いものを着ることができるでしょう。また、保管場所などの心配もいりません。

レンタルの場合、しばしば「種類」が問題になります。しかし、急場(例えば12月など)になってから動き出したということでなければ、種類は豊富に揃っており、好きな柄を選ぶことができます。

また「ずっと家にあるもの」ではありませんから、「20歳の時にしか着られない、奇抜で主張の強い着物」を選ぶこともできます。

加えて、かつてのように「着物がひと財産」であった時代はもう終わりを告げようとしています。着物が日常着でなくなったことも併せて考えれば、せっかく作った振袖であっても着る機会というのはそれほど多くない、と見ることもできます。早くに結婚してしまえばなおさらです。

レンタルすることのデメリットについて

このようにメリットも多いレンタルですが、当然デメリットもあります。

まず、「誰が着たか分からないものを着ることになる」ということです。これは結婚式の時にもよく言われることですが、せっかくの晴れの日に「新品ではない」ものを着るという心理的抵抗感は、意外なほど大きいものです。

加えて、サイズの問題も出てきます。着物は洋装に比べると融通が利く部分が多いのですが、それでも「自分用に」としつらえられたものに比べると、若干の不自然さはあります。また背が低すぎる、大きすぎるという人の場合、着付けを工夫しても厳しいこともあります。

着物をサポートする小物類も、使い古されたものや気に入らないものしかないということもあります。

このように、レンタルの着物にはメリットとデメリットがあります。一概に「どちらかが優れている」とは言えませんが、これらを踏まえた上で自分にぴったりの選択肢を選びたいものですよね。