アーユルヴェーダ 「ピッタ」体質の特徴

アーユルヴェーダには、人の体質は大きくヴァータ、ピッタ、カファの3つに分かれる、という考え方があります。押さえておきたいポイントは、それぞれの体質に合った食事や運動・リラックスの方法。今回は、ピッタ体質の人の身体と心のバランスをとり方について見ていきましょう。

ピッタ体質の人の特徴とは?

アーユルヴェーダ体質診断によると、ピッタ体質の人には、以下のような特徴があります。

・身体の特徴

中肉中背で、顔や身体の部分のバランスがいい人が多いです。肌は黄みがかっていて、柔らかく弾力があります。髪はしっとりとしなやか。暑さに弱い傾向があります。

・性格の特徴

リーダーシップがあり、情熱肌。集中力があり、頭が切れる人も多いです。

・食事の特徴

食欲は旺盛で、グルメ。いろいろなものをまんべんなく食べます。

つまり、エネルギッシュでバランスがとれた体質と言えるのです。

ピッタ体質が強く出すぎると、どうなるの?

アーユルヴェーダの3つの体質の中では、バランスがとれていると言えるピッタ体質。しかしピッタが強く出すぎると心身のバランスを崩し、以下のようなトラブルが起こることもあります。

【身体に出るトラブル】
・胸焼け、胃の不快感、下痢などの消化器トラブル
・常に空腹感がある
・肌荒れ

【精神面のトラブル】
・イライラする
・何をしても楽しめない
・自信喪失

ピッタが増える原因には、以下のような行動が挙げられます。

・スパイスをたくさん使った食事をとりすぎる ・発酵食品の過剰摂取 ・お酒の飲み過ぎ ・夜更かしを続ける

ピッタ体質の人におすすめの運動とリラックス方法

では、ピッタ体質の人はどのようにしてバランスをとるのがいいのでしょうか?ピッタ体質の人におすすめのエクササイズは、スイミング。エネルギーが有り余って身体がヒートアップしやすいピッタ体質の人は、運動で熱を作ったそばからクールダウンが可能なスイミングがぴったりです。

また、お風呂に入ってリラックスしたいときは、お湯の温度をぬるめにするといいでしょう。ハイキングで自然の中に身を置いてみるのもおすすめです。また、美術館やコンサートなどで、芸術に触れ心を静める機会を持つのも効果的。

ピッタ体質の人に合った食事法とは?

ピッタ体質において、ときに過剰になってしまいがちな体内の熱を沈めるために、水分の多いもの、甘いものを摂るのがおすすめ。

例えば、果物では酸味が少なく甘みの強いものがいいでしょう。甘いブドウ、バナナ、いちじくなどです。緑黄色野菜や水分の多いレタスなどの野菜も熱を沈めてくれます。

避けた方がいい食品は、チーズなどの発酵食品。また水分が多くても、トマトはNG。ベリー系の果物は酸味が強いものが多いので避けましょう。

上手に熱のバランスをとることが、ピッタ体質が快適に暮らすポイントと言えそうです。ピッタ体質の皆さんはぜひここで紹介した運動法や食事法を実践してみてください。