アーユルヴェーダで使われる代表的なハーブの効果・効能

インドの伝統医学アーユルヴェーダは、「生命の科学」とも言われ予防医学を大切にしています。長い歴史を持つアーユルヴェーダで使われる代表的なハーブの種類と効能についてご紹介します。

アーユルヴェーダで使われるハーブの役割は?

予防医学として伝承されてきたアーユルヴェーダは「医食同源」の考え方を説く健康法です。ハーブや食事によってドーシャと呼ばれる体内のエネルギーバランスを調整し、病気になりにくい体を作るとしています。

アーユルヴェーダのハーブは日本の薬草や中国の漢方と同じ役割を持つもので、「ドラヴィヤグナ」と言われるハーブ医学は中国の漢方医学や現代の医薬品にも大きな影響を与えています。

少し難しそうに聞こえますが、実際にはハーブティーや料理の際にスパイスで取り入れると簡単です。アーユルヴェーダではさまざまなハーブやスパイスが使われますが、その中でも生活に取り入れやすい代表的なものを挙げてみます。

万能のハーブ「ホーリーバジル(トゥルシー)」

聖なる植物、万能のハーブと言わるのがシソ科のホーリーバジル(トゥルシー)です。

ストレスからくる心身の不調を緩和したり、免疫効果力を高めて風邪を予防するほか、解熱鎮痛、頭痛改善、血糖値や血圧を下げるなどさまざまな効果があります。特に呼吸器系に有効で、風邪気味の時に生姜やシナモンと一緒にハーブティーにして飲むと体調を整えてくれます。

ホーリーバジルは抗酸化物質を多く含むため、アンチエイジングや生活習慣病の予防も期待できます。

若返りのハーブ「アシュワガンダ」と「ツボクサ(ゴツコラ)」

インドやネパールに自生するナス科のアシュワガンダは「若返りのハーブ」とされアーユルヴェーダの女王と言われています。ストレスに強くなる、疲労回復や免疫力向上、体力増強などさまざまな効果があります。

セリ科のツボクサ(ゴツコラ)も若返り効果のあるハーブです。神経と脳細胞に働きかけて活性化し、記憶力をサポートして老化を遅らせるアンチエイジング効果があります。免疫力を高めて血液を浄化したり、ストレスからくる体の不調にも効果があるようです。

スパイスを使って体調を整える

インドと言えばスパイスを使った料理が有名です。アーユルヴェーダにおいても、ハーブティーや料理に生姜やシナモン、クローブ、ターメリックなどさまざまなスパイスを加えて体調を整えていきます。

シナモンには発汗・鎮痛作用など、チャイに使われるカルダモンには消化促進や精力増進、生姜には体を温めて消化力を高める働きがあります。特に生姜はドーシャのバランスが崩れて体調を崩すのを防いでくれるため、日頃から積極的に摂りたいハーブです。

ヴァータティーなどのハーブティーやタブレットも販売されているので、まずは手軽にアーユルヴェーダを始めてみてはいかがでしょう。