アーユルヴェーダ「ヴァータ」体質の特徴

皆さんは「アーユルヴェーダ」について、どのくらい知っているでしょうか。アーユルヴェーダでは、身体に働きかけるエネルギーを3つに分類しています。そのうちのひとつ「ヴァータ」についてご紹介します。

アーユルヴェーダとは?

アーユルヴェーダは、インドにおいて古くから続いている代替医療です。体のみだけでなく心や行動、環境など総合的に調和を取り、身体の不調を整えることを目指します。

アーユルヴェーダでは、心に働きかけるエネルギー「トリグナ」と、身体に働きかけるエネルギー「ドーシャ」が重要です。そしてドーシャは「ヴァータ」「ピッタ」「カファ」の3つに分類されます。それぞれの構成要素は、ヴァータが風と空、ピッタが火と水、カファが水と地です。

自分はどのエネルギー体質なのか、現在はどのエネルギーが弱まっているのかなどを知ることが、アーユルヴェーダにおいてはポイントになります。

ヴェータ体質の身体的・性格的特徴とは

ヴァータは風のエネルギーとされており、性質としては軽い・冷たい・乾いている・粗い・動的などがあります。身体において、運動や呼吸活動、感覚の伝達などの役割を担います。

ヴァータ体質の身体的特徴としては、華奢な体型、血管や関節が浮き出ているなどです。また、背が極度に高いまたは低い、歯並びが悪いなどの不均衡さも目立ちます。体質的には、肌や髪が乾燥気味、冷え性の方が多いです。

ヴァータ体質の性格の特徴は、明るく活発、豊かな発想力をもっていることなどがあげられます。変化も柔軟に受け入れることができて記憶力や理解力も高いです。一方で神経質、怖がり、飽き性などの面も見られます。

食事でヴァータ体質を調整する

食事は、ドーシャのバランスを調整するための有効な手段です。

ヴァータ体質の人は消化器系の機能が低下している場合があるため、ゆっくりとよく噛んで食事をとりましょう。冷えた食べ物ではなく、温かい食べ物の方が消化はよいのでおすすめです。

また、冷え性の人も多くみられるので、生姜、シナモン、コショウ、ナツメグなど体を温める効果のあるスパイスを適量とるようにしてください。肌や髪が乾燥しがちの人は、適度な油気を意識的に食事に取り入れることもよいでしょう。

ヴェータ体質が注意すること

日常生活において、食事以外にも注意することがあります。

まず、十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送ることがあげられます。生活習慣の乱れるとヴァータ体質の方は心が不安定になりやすいです。また、ヴァータの風のエネルギーが強調され、落ち着きのない生活を送ることになります。

また、入浴時は湯船にしっかりとつかることもおすすめです。体を温めると共に、心身ともにリラックスさせる効果が得られるからです。

ヴァータ体質についての理解は深まったでしょうか。「私はヴァータ体質だわ」と思われる方はぜひ参考にしてみてください。