日焼け後に皮がむけてきた時の正しい対処法は?

日焼けの後に気になる症状のひとつに皮膚の薄皮むけがあります。見た目にも不潔感がありつい皮をとりたくなりますが、無理やり皮をむけば肌に深刻なダメージを与えることをご存知ですか?

日焼けするとなぜ薄皮がはがれるの?

日焼けによって起こる薄皮の落屑。これは日焼けによって皮の細胞が死んでしまうことが原因です。ただし、細胞が死んでしまったからといって、肌が永久的なダメージを負うわけではありません。

もとより、肌の細胞はターンオーバーを繰り返し定期的に生まれ変わっています。日焼けによって傷ついた細胞は、新たに作られた細胞に置き換えられていき、その過程で古い皮膚がはがれ落ちていきます。これが薄皮むけの現象です。

つまり、日焼け後に皮がめくれることは、日焼けの治癒がしっかりと行なわれているということになります。

日焼けの薄皮むけの鉄則「皮はとらないこと」

新しい皮膚が作られると、古い皮膚は自然にはがれていきます。ただし、気になるからとむやみに皮をとってしまうと、新しい皮膚まではがれてしまうことになります。

人間の体は全て皮膚に覆われています。新しい皮膚が形成されるまでは、古い皮膚が体を守っているのです。また、新しい皮膚が皮膚としての役割を果たせるようになるまでには、時間が掛かります。

未完の状態で表面に出してしまうと、皮膚としての役割を果たすことができず、肌の奥深くにまで紫外線のダメージが伝わってしまいます。

皮むけを素早く治す方法

新しい皮膚を素早く生み出すためには、しっかりと保湿ケアを行なう必要があります。乾燥した肌の治癒力は低く、保湿が足りていないと、新しい皮膚がなかなか作られません。どうせはがれる古い皮だから、とケアを怠らず、化粧水や乳液で保湿を行ないましょう。

また、保湿のための化粧品は、刺激が少ないものを選びましょう。新しい皮膚は刺激を受けやすく、古い皮膚もダメージを負っています。普段、敏感肌ではない人でも敏感肌用のアイテムを使用することがおすすめです。

剥かずに保湿を行なうこと

日焼け後の皮むけは剥かないことが鉄則です。皮むけは平均的に4日~7日程度で始まります。剥けきるまでは2週間ほど掛かるでしょう。

しかし、これでも通常のターンオーバーと比較すると、早い周期で肌が生まれ変わっているのです。早い周期で生まれ変わっているぶん、新しい皮膚は不完全になりがちです。古い皮を強引に剥いてしまうと、新しい皮膚が分離しきっていないため、一緒にはがれてしまいます。

新しい皮膚をケアするためにも、皮が剥け始めた時期から剥けきるまでの間は、特に入念に保湿を行ないましょう。