年齢は声に出る!?声が老化する原因と対策

加齢や生活習慣の影響で「声が老ける」ってご存知でしたか?メイクやファッションではごまかせない声を若々しくするために、声のアンチエイジングについて解説します。

声が老化するってどういうこと?

年齢を重ねるとともに、お肌や体にいろいろな変化が起きてくるように、声にも老化の現象がおこるとされています。

女性に現れる声の老化現象は声が太く低くなったり、枯れやすくなったり、また大きな声が出しにくくなるものです。男性は反対に声が高くなります。そしてだいたい70代を迎える頃には、男女ともに出せる声の高さはかなり狭くなってしまうのだそうです。

声は人それぞれに違いがあって当たり前ではありますが、良くも悪くも人に与える印象も大きなもの。できることなら老化はしたくない!と誰もが思うことですよね。では、何が原因で老化が起こるのかをご紹介しましょう。

原因1. 声が男性化するのは女性ホルモンの減少

生理や妊娠などのように、女性ならではの機能を維持している女性ホルモン。更年期とされている40代後半あたりからは女性ホルモンが急激に減少します。

そして女性の体の中で微量に存在していたものの、機能として活動することがなかった男性ホルモンが活発になるため、体にいわゆる「男性化」が起こってしまうのです。声が太くなる、低くなるというという現象は、まさにその男性化。女性ホルモンが減少したことで声帯が男性のように太くなったと考えられます。

原因2. しわがれ声は潤い不足と筋力の低下から

声帯の表面は、粘液で覆われているほか、お肌と同じように保湿成分を含んだ膜があります。潤い成分とよくいわれるヒアルロン酸です。

粘液やヒアルロン酸は声帯がスムーズに振動するための潤滑油のような役目をしているために、はっきりと通る声をだすことができると考えられています。しかしヒアルロン酸も粘液成分も加齢とともに減少してしまい、声帯に潤いがない状態になってしまうのです。

また、声帯は筋肉ですので、体のほかの筋肉と同じように年齢とともにやはり機能は低下し萎縮してしまいます。その結果、いわゆる「しわがれ声」と呼ばれる声になってしまうのです。

原因3. 声帯に負担をかける生活習慣もキケン

加齢による原因とは別に、自身が作りだす生活環境によっても声の老化はおこります。喫煙習慣は声帯に炎症や腫れを作りだす原因のひとつです。また、過剰なまでの激辛料理や香辛料も声帯を傷つける可能性があります。

生活習慣の乱れにより生まれる炎症や傷でも声の老化と同じ症状になってしまいやすいと言われているため、注意が必要です。

加えて、体の筋肉と同じく、声帯は使わずにいるとなおさら衰えてしまいます。人と人とのコミュニケーションが「声」ではなく「文字」で簡単にできるようになった現代のインターネット環境も、声の老化に拍車をかける要因になっていると考えられています。

早くから始めましょう!声のアンチエイジング

女性ホルモンが減少するのは止められないとあきらめずに、日頃から分泌を促す生活を心がけてみませんか?大豆イソフラボンを含む食生活や適度な運動など、生活習慣の中で実践できることは多くあります。

また、声帯に負担をかける口呼吸をやめ、腹式呼吸で声を出すようにしましょう。のどを乾燥から守るように心がけることも、老化を防ぐには有効です。喫煙もやめましょう。積極的に人とコミュニケーションをとることで声帯をよく使い、また、楽しい会話でストレスからくる声の老化も防ぎたいですね。

老化して、若さのある声に戻れなくなってしまう前に、早くから原因をひとつでもとりのぞく生活を心がけてみてくださいね。