女の大敵!紫外線による「光老化」を防ごう

肌の老化の原因となる紫外線。紫外線をよく浴びる顔や手は、特に「光老化」が進みやすい部分です。「光老化」の怖さと対策について知っておきましょう。

紫外線が肌に悪い理由

紫外線は肌にさまざまな影響を及ぼします。紫外線を浴びると、皮膚の一番上にある角質層がダメージを受けて、肌のバリアが壊されてしまいます。そのため、肌の保湿機能がダウンして肌が乾燥したり、保湿成分であるセラミドが減少して敏感肌になるなど、さまざまなトラブルが引き起こされます。

さらに、紫外線が真皮まで達すると、コラーゲンが変質して肌のハリが失われ、シワやたるみの原因に。コラーゲンの量も減ってしまいます。 また、真皮の奥のメラノサイトが活発に働くとメラニンが過剰に作られ、シミができやすくなります。

「光老化」で肌はどうなるの?

「光老化」は長年紫外線を浴びるために起こる、紫外線障害。紫外線によって肌が老化してしまう状態を言います。屋外にいる時間が長かったり紫外線の強い地域に住む高齢者は、深いシワが刻まれている事がありますが、これは「光老化」によって生じたシワです。

加齢による肌の老化では、弾力は失われるものの皮膚は滑らかでやや薄くなります。一方、「光老化」による肌の老化では、皮膚が厚くゴワゴワになり深いシワが刻まれ、普通の老化肌とは異なる状態です。紫外線によって真皮にある弾性線維が壊されて変質してしまうため、肌のキメも荒く、シミも目立つようになります。

「光老化」を防ぐためにはどうしたらいい?

「光老化」を防ぐためには、紫外線を浴びないことが重要です。特に、一年を通して紫外線を浴びやすい顔や手といった露出部は要注意。紫外線の中でも、真皮の深いところまで届くUV-Aは雲やガラスも通過するため、曇りの日や室内でも油断できません。

少しでも老化を防ぐために、強い紫外線はできるだけ避けましょう。一年の中で紫外線が強いのは、4月~9月。まだ肌寒い日がある4月頃から日焼け対策は万全に。また、紫外線は1日の中では10時~14時頃がもっとも強いため、その時間帯は特に注意します。

日常生活で気をつけたいこと

日常生活では、日傘や帽子、サングラス、ストールなどUVカット効果のあるアイテムで紫外線を物理的に遮り、さらに日焼け止めを使うのが効果的です。

日焼け止めに表示されているSPFはUV-Bを防ぐ能力、PAはUV-Aを防ぐ能力を表しています。数値が高ければよいというものでもなく、数値が上がればその分肌への負担も増します。日常生活ではSPF10~20程度、屋外でのスポーツやレジャーではSPF10~30程度あれば十分です。

怖い「光老化」は早いうちにケアすれば防げます。紫外線を効果的に防いで、いつまでもきれいな素肌を保ちましょう。