顔のお手入れにワセリンを。使い方と注意点を解説

ワセリンは顔のお手入れにも使えるアイテムです。ベタつきやすいと思われがちですが、選び方や塗り方にはコツがあるのでぜひ覚えておきましょう。ここでワセリンの使い方をご紹介します。

ワセリンの種類

ワセリンは、黄色ワセリンと白色ワセリンの2種類に大きく分類されます。黄色ワセリンは精製度が比較的低く、低価格で手に入ります。炎症を起こしている肌や敏感になっている肌以外なら、体中どこにでも使用できます。

一方、白色ワセリンは精製度が高く不純物などが入っていません。白色ワセリンは、「日本薬局方」に基準を満たす第3類医薬品の白色ワセリンと、美容目的の「化粧油」の大きく2種類に分かれます。第3類医薬品の白色ワセリンは医療用に使われることが多く、安全性の高いワセリンです。

化粧油は医薬品ではないものの、スキンケア化粧品と同様の品質を持っています。顔のお手入れには白色ワセリンがおすすめです。

顔のお手入れの際の使い方

ワセリンの機能は、肌の表面に油膜を張り水分蒸発を防ぎ、肌を保湿することです。よって、化粧水をつけた後に塗るとよいでしょう。肌荒れを起こして化粧水をつけるとピリピリする人は、洗顔した後、顔がまだ水でぬれているうちにワセリンを塗ると、化粧水なしで保湿できます。

使用量は米粒大を目安に、手のひらや指先に伸ばして、顔を優しく押さえてつけます。足りない場合は、さらに米粒1つ分を同様に重ねづけします。基本は薄づけです。肌の表面がテカテカ光ったり、髪の毛がくっついたりするのはつけすぎなので控えめにしましょう。

その他の顔への使い方

ワセリンはメイクの下地にも使えます。ワセリンは肌の表面に油膜を張ることにより、外の刺激から肌を守る働きがあります。したがって、化粧下地にワセリンを使うことによってファンデーションなどの刺激・負担から肌を保護してくれます。特に乾燥しやすい目元のアイメイクの下地に力を発揮します。

また、ワセリンはリップクリームとしても使うことができます。米粒大のワセリンを指先でなじませてから唇に塗ります。唇が乾燥したらまた塗り直しましょう。もちろん、口紅の下地としても使用できます。

ワセリンの注意点

ワセリンは変質しにくいので買ってから1~2年は使えます。しかし光は酸化を進行させるため、日光の当たらない場所に保管しましょう。また、気温の高いところでは雑菌が繁殖するので、暖房器具の近くでの保管も避けます。

なお、しばらく使っていなかったワセリンを再び使う場合、酸化や雑菌が心配なら、空気に触れた表面をかき取って捨て、空気に触れていない部分を使うようにします。空気に触れる面を少なくし短期間で使い切るため、チューブ入りのワセリンを使うのも一案です。

ワセリンは手軽で安全、しかも全身に使える優れたスキンケア用品です。乾燥肌・敏感肌に悩んでいる人は、ぜひワセリン(白色ワセリン)を試してみてください。