喫煙者はハゲる!?その薄毛はタバコが原因かも

近頃では、男性のみならず女性にも多い薄毛の悩み。薄毛を引き起こす要因はさまざまで男女差があるものの、共通して大きなリスクとなっているものがあるのはご存知ですか?それは「喫煙」です。あなたは心あたりありませんか?

喫煙は髪の健康にもいいことなし!

日本たばこ産業による全国喫煙者率調査で発表された平成26年度の女性の喫煙率は9.8%。年代差はあるものの、およそ10人に1人の成人女性が喫煙者という結果です。美や健康への意識が高い傾向にあるはずの30代、40代では13%を超える喫煙率に。

しかし、喫煙はいま女性に増えている薄毛や抜け毛の要因ともされているのです。どんなにお金や手間をかけたヘアケアをしても、喫煙というリスクを抱えたままでは水の泡と言えます。たばこが髪の毛に与える影響をあげてみましょう。

頭皮の血管を収縮させ血行不良に

薄毛や抜け毛を防ぐために大切なのが「頭皮の血行」です。血行が悪いと頭皮が凝って、髪の毛を作りだす毛母細胞に血液が巡りにくくなり、必要な栄養分も行き届かなくなってしまいます。すると髪がやせ、一定の周期で毛が生え変わるヘアサイクルも乱れることに。

育つはずの毛が抜け落ちたり、生えない期間が長くなるため、当然薄毛につながってしまいます。タバコに含まれるニコチンは、手足や頭といった末端の血管から収縮させ血行を悪化させてしまう作用があります。

それに関連し、頭皮と下肢の体温が一気に下がる現象も起きるため、日常的な喫煙は、常に低体温で血行不良という状態になるのです。

髪の健康に大切な栄養素の消費

喫煙で体内に侵入してきた有害物質の排出を助けるのがビタミンCです。体内に生産された活性酸素を分解する役割を持っているのです。そのため消費されるビタミンCは相当量で、タバコ1本で約25mgといわれています。

成人が健康維持のために摂取すべき1日の量は100mgですから、喫煙によって簡単にビタミンC不足になってしまいますね。ビタミンCは、頭皮や血管を丈夫にする働きがあります。また、細胞の新陳代謝に必要なビタミンB群や、血行促進に欠かせないビタミンEも消費されることがわかっています。

喫煙は、髪に大切な栄養素をとても多く消費してしまうのです。

活性酸素による細胞の老化

老化の原因のひとつでもある活性酸素。たばこ1本でおよそ100兆個といわれるほど、喫煙によって体内に大量に発生します。活性酸素は細胞の外側を包む不飽和脂肪酸と結びついて過酸化脂質となり、まるで鉄がさびるのと同様に細胞を老化させてしまいます。

髪の毛の生成には毛母細胞の分裂が必要なのですが、活性酸素により活動が低下することで髪の毛を生み出す力を無くしてしまうことになりかねません。

喫煙は、薄毛や抜け毛だけではなく、美容面でも大きなリスクと言えるでしょう。タバコをやめると太るといういわれに根拠はなく、自分の意識のもちかたひとつで健康的な食生活を送ることが可能です。喫煙がもたらす悪影響をいまいちど考えてみてはいかがでしょう。