薄毛に良い食べ物&悪い食べ物☆食生活で薄毛改善

薄毛にはさまざまな原因がありますが、食生活の乱れもその一つ。薄毛を改善するための食べ物やよくない食べ物などを知って、薄毛対策に役立てましょう。

良質のタンパク質をとる

髪の毛を作るには、毛母細胞まで栄養を届けることが大切。もし無理なダイエットやバランスの悪い食事で体が栄養不足の状態だと、毛母細胞も必要な栄養を得ることができません。そのため、薄毛対策にはバランスのよい食事で栄養をしっかりとることが大切です。

髪の毛を作るケラチンの主成分は良質のアミノ酸。アミノ酸はタンパク質に含まれているため、薄毛対策には良質のタンパク質を含む食品を積極的にとりましょう。

タンパク質を多く含む食品は、魚類、肉類、卵、乳製品、大豆製品など。特にイソフラボンを含む大豆製品は女性におすすめ。コレステロールが気になる場合は、肉より魚でタンパク質をとりましょう。

ビタミンやミネラルも必要

栄養をうまく毛母細胞まで届けるためには、血行をよくすることが大切。薄毛対策には血行促進作用がある、ビタミンA、Eなどの栄養素を積極的にとりましょう。また、新陳代謝を高める働きのあるビタミンBやケラチンの合成に欠かせない亜鉛などのミネラルを含む食品もおすすめです。

ビタミンA…緑黄色野菜、レバー、うなぎなど
ビタミンE…小麦胚芽、大豆、ごま、アーモンド、緑黄色野菜など
ビタミンB…緑黄色野菜、魚、卵、ナッツ類、卵、小麦胚芽など
亜鉛…牡蠣、シジミなどの魚介類、ごま、アーモンドなど

薄毛に悪い食べ物は?

食べ物の中には薄毛によくないものもあります。

例えばお菓子や飲料に含まれる糖分。摂りすぎると皮脂の分泌が過剰になり、毛穴がつまりフケもでやすくなります。動物性脂肪が多い食べ物も要注意。どちらも頭皮環境の悪化をまねき、髪の毛の発育が悪くなって薄毛の原因になってしまいます。

また、発汗作用のある刺激の強い食べ物も食べすぎると皮脂分泌が多くなり、毛穴がつまりやすくなるのでほどほどに。

塩分を摂りすぎると高血圧や腎機能の低下を引き起こし、血行が悪くなることもあります。アルコールを飲み過ぎると肝臓に負担がかかり、肝臓でのタンパク質合成に影響するので注意しましょう。

食べ方にも気をつけて!

実は薄毛には食べ物だけでなく、食べ方も関係してきます。

寝る直前に食べてしまうと、食べ物を消化するために胃に血液が集中し、就寝している間に多く分泌されるホルモンの恩恵を十分に受けることができません。寝る前の夜食はやめて、規則正しい生活を送りましょう。

外食が続くと塩分や脂質が多くなりがち。薄毛になりやすくなってしまいます。無理なダイエットは体に必要な栄養が不足しますが、反対に食べ過ぎも要注意。肥満は血行不良をまねき皮脂分泌も多くなるので、頭皮環境も悪化しやすくなってしまいます。

薄毛対策は体の中から。栄養バランスを考えた食事で薄毛を予防していきましょう。