セルフケアとメンテナンスが重要☆かつらを自然に見せるコツ

かつらをつけたときに、自然かどうか、違和感がないかというのは、誰でも気になることでしょう。中には自然に見えなくて、つけること自体が嫌になってしまうという人もいます。そんなときに、ちょっとした工夫で自然に見せるコツを紹介します。

びっくり!?装着位置と装着方法でイメージが変わる!

かつらを自然に見せたいときに、まず点検したいのはかつらの装着位置と装着方法です。間違ったやり方では、自然に見せることはできません。かつらは、一般的には「眉毛から指4本分」ほど空けて装着するのがいいといわれています。

個人差がありますので、この位置を基本にしながら、微調整をしてみてください。 また、装着方法でイメージは大きく変わります。自然に見せるためのポイントは、頭皮とかつらのベースをできる限り密着させることです。

中でも、フロント部分がきちんとくっついて見える必要があります。ピンを使う方法とテープを使う方法があるので、かつらが浮いてしまうと感じる場合は、試してみるとよいでしょう。

かつらのシャンプーは必須!

人の髪は、ある程度の期間洗わなくても一定のボリュームを保つことができます。しかしながら、かつらはそうはいきません。放っておくと根元にアブラや汚れが付着してしまい、溜まってくると全体にべたっとした印象になってしまうのです。

もちろん、毎日シャンプーをしていても、長期間使用している場合には、汚れが残りやすくなることがあります。シャンプーの方法には、装着したまま行う方法と、かつらを外して行う方法があります。

定期的に正しい方法でシャンプーをすることで、装着したときの印象が変わるので、きちんとセルフケアすることが大切です。

べたっと張り付いて見えるかつらの改善方法

シャンプー以外にも、張り付いて見えるかつらを改善する方法があります。たとえば、アイロンで加工する方法が一つです。ウェーブのあて方次第で、ボリュームを出したり、印象を変えたりすることが可能です。

また、長く利用しているかつらについては、「根元矯正」が必要な場合もあります。かつらは時間がたつと根元の方向性がぐちゃぐちゃになることがあり、ボリュームがなく不自然に見えからです。人毛かつらの場合は、パーマ加工も可能ですが、セットは少し難しくなります。

いずれも、自分ではやや難しい加工なので、専門のお店などに相談するとよいでしょう。

最終手段!?毛量調整とカラーでかつらを変身

かつらの印象は、毛量で大幅に変わります。重たくなって不自然な場合は、短くカットした方が自然に見えることも多いです。また、年を経たことなどによって、かつらと地毛の色に違いが出てきた場合にも、不自然に見えます。

人毛かつらの場合は、市販の毛染め液で染めることも可能ですので、自分の髪色と同じような色に直すとよいでしょう。人工毛の場合は基本的に毛染めはできないので注意してください。

かつらを自然に見せるには、日々のシャンプーなどのセルフケアと装着方法などの工夫が不可欠です。それでも状況が改善しない場合は、専門のお店などにメンテナンスを依頼してみるとよいでしょう。