抜け毛・薄毛の対策とケア
ずれるかつらとはもうさよなら♪おすすめはこのタイプ
かつらを装着している人のうちの多くは、かつらのずれを気にするものです。強風や帽子を脱ぐときにもドキドキしてしまうこともあるでしょう。それはもしかしたらかつらの選び方に原因があるのかもしれません。ここではズレにくいタイプのかつらの種類を紹介します。
着脱式よりも連続装着式にするとずれにくい
かつらにはたくさんの種類が存在しますが、大きく分けると着脱式と連続装着式があります。着脱式は髪の毛全体にかぶせるものであるため、人前に出ないときには外しておくことができるもの。反対に連続装着式は自毛にかつらを縫い付けるタイプです。
このふたつのタイプを比較すると、縫い付けることで自毛とかつらの繋がりを強固なものにしている連続装着式の方が俄然ずれにくいです。シャンプーがしにくいというデメリットもありますが、かつらがずれることを極力避けたいと強く願っている人は連続装着式のかつらを選ぶとよいでしょう。
連続装着式の編みこみタイプを選択
さまざまなかつらメーカーから開発されている一般的な連続装着式のかつらは編みこみタイプのもの。自毛とかつらの毛の境目を極力わからないようにして、編みこんでいくため、強度には定評があります。
編みこみタイプには、蒸れやすいというデメリットが以前はありましたが、近年は通気性を向上させたかつらがたくさん開発されています。耐水性のあるタイプのかつらを選ぶと、マリンレジャーや温泉に出かけたときにも安心して水の中に入ることができます。
連続装着式のポイントは金具にあり
ついつい装着方式にばかり目がいってはいないでしょうか。実際はかつらの装着強度を決める大切な要素は、留め金具にあります。それもそのはず、留め金具は自毛とかつらを結びつける大切な部品となるため、強度が低いとしっかり編み込んだつもりでもすぐに外れてしまいます。
現在採用されている留め金具の多くは金属製ですが、樹脂製の留め具を使用すると強度はさらに高まります。ご予算に余裕のある方は、樹脂製を試してみてはいかがでしょうか。
貼り付け式もチェックしてみましょう
連続装着式タイプのかつらには編み込み式とは別に、貼り付け式のタイプのものも存在します。人工頭皮を用いて地肌と結びつける貼り付け式は地肌と密着するため、頑丈でずれにくいことが特徴です。
編み込み式と比較するとマイナーと思われますが、限りなく人間の肌に近い人工頭皮が開発されているため、通気性がいいことで知られています。
かつらは決して安価ではなく、メンテナンスも必要となるため自分にあったものを妥協無く選びたいものですね。ずれにくさを追求し、自分にとってベストと思えるかつらを探してみましょう。