ウィッグをカラーリングする方法

ウィッグの毛は、基本的に化学繊維であるファイバーでできています。メーカーによりますが、ポリエステルを使ったファイバーで作られているものが多く見られます。そのため、ウィッグは一般的なカラーリング剤では染められないのです。

そこで自宅でウィッグを染める裏ワザををいくつかご紹介します。

ウィッグを「ダイロン」で染めてみよう

ウィッグは代表的な家庭用染料「ダイロン」で染めることができます。シャンプーで洗ったウィッグ、塩、ウィッグが入る鍋、コップ、かくはん棒、タオルを用意します。コップにダイロンをいれて熱湯で溶かします。

塩は通常よりも多い量を熱湯で溶かします。熱湯で溶かしたダイロンと塩を鍋に入れ、ウィッグを染めていきましょう。ウィッグを染める温度は、40度から60度程度がベストです。ウィッグの目立たない部分を漬けて縮れないかどうか確認しておくと安心ですね。

染ムラを防ぐために時々お湯をかきまぜながら3日ほど漬けておきます。ウィッグを取り出したら、ぬるま湯か水でしっかりすすいで染め液を完全に落とし、自然乾燥しましょう。

淡く茶葉の色に染まるウィッグの「紅茶」染め

ウィッグを「紅茶」で染める場合は、2リットルのお湯に対し、紅茶のティーバッグ10~15個を用意しましょう。他に鍋、割りばし、タオルを用意してくださいね。ウィッグがしっかり浸る量の水に、ティーバッグを入れて強火で15分ほど煮だします。

温度が40度から60度程度になったら、紅茶を煮だした鍋にウィッグを入れて10分ほど煮込みます。温度が上がりすぎないように注意して、お湯をかき混ぜて染ムラを防止しましょう。鍋を火から降ろして1時間ほど放置した後、ウィッグを取り出して水でしっかりすすぎます。

すすぎ洗いをする時にいくらかは色落ちして淡い色に染まるので、ホワイト色系のウィッグを染めるのがおすすめです。

「コピック」と除光液を使ってウィッグを染めよう

油性ペンの一種「コピック」でもウィッグを染めることができます。厚手の化粧水用コットンとマニキュアの除光液を使用します。厚手のコットンに除光液を多めに染み込ませて、そこにコピックペンのカラーを染み込ませます。

除光液が乾かないうちに手早く、上から下へ一気に塗るような手際で、コットンでウィッグを染めていきましょう。除光液とコピックペンのインクの量の割合で、カラー調整ができますよ。

もしも染色に失敗してしまった時は、柔軟剤でウィッグを洗うと色が落ちるので、やり直しも可能です。アルコールの強いにおいが発生するので換気をお忘れなく。市販の油性ペンでも同様にウィッグを染めることができます。

地毛にも使える!ヘアチョークでウィッグを部分染め

地毛の部分カラーリングに使用するスティックタイプのヘアチョークを使って、ウィッグを染めてみましょう。ウィッグの色を付けたい部分に、スプレーや霧吹きなどで水をかけます。しっかり水を吹いて湿らせておくと、後で色がきれいに出ますよ。

湿らせた部分を毛束にして、ティッシュに乗せましょう。トップから毛先方向へヘアチョークを滑らせるようにして、カラーをのせていきます。好みのカラーになるまで、ヘアチョークを何回か塗り重ねて調整しましょう。

好みの色の濃さになったら低温のドライヤーで乾かし、色落ち防止のためヘアスプレーをかけて仕上げます。この要領で全体的にカラーを入れることもできます。