抜け毛・薄毛の対策とケア
薄毛対策にウィッグを!導入の注意点5つ
なかなか育毛も出来ないしウィッグを使いたいけどバレたくない!そんな悩みがあるなら品質にこだわった選び方がオススメです。
ウィッグには毛質がある!?見た目にわからないのはドレ?
薄毛を隠すのにウィッグを使う時は人にバレるのがイヤですね。実はすぐにわかる見た目の違いがあります。
ウィッグには大まかに分けて人毛と人工毛があります。人毛は宗教上の理由などでカットした髪を利用して作られています。人工毛は昔ながらのカツラというイメージですね。
見た目の自然さは人毛の方にありますし、耐久性などを考えるなら人工毛が便利、という様に選び方も分かれています。ただ、メーカーにもよりますが、少しだけ人毛の方が値段も高いです。
人毛は付けた感じが自然というメリットがありますが、ご自宅でのお手入れ(シャンプー、ドライ、セットなど)が難しいことと、人工毛と比べると劣化が早いです。最近では、人工毛も進化しており、人工のキューティクル加工を施すことにより、人毛に近い質感になって来ています。またお手入れの面でも、楽に出来るようになっています。
医療用とファッション用があるけれど良いのはどっち?
ウィッグには医療用とファッション用の2タイプがあります。医療用は治療の流れで脱毛する人がいるので、患者さんが脱毛を気にしないようにとの配慮として利用されます。
最近ではNPO法人が安く提供するなど、品質の良いウィッグがあります。一方、ファッション用も最近では良いものが多くなりましたが、安価なのが特徴です。
メンテナンスをしていっても、それほど長く使う事は出来ないので、先に利用期間を考えてから医療用にするかファッション用にするのかを検討しましょう。しかし、医療用でも該当する病気でなければ、保険適用にはなりません。近年では医療用ウィッグの対応が出来るサロンもあります。ヘアデザイン等を考えると、ウィッグの長さや質感の微調整はサロンでは行えますが、販売店ですと販売行為のみの対応が主になっているようです。
薄毛の人が自然なウィッグを選ぶための5つの注意点をご紹介
ご紹介した様に薄毛でウィッグを使う時には種類も知っておきましょう。ここからは自然なウィッグを選ぶポイントを5つに絞ってご紹介します。
1.髪質で選ぶには
人毛ウィッグと人工毛ウィッグがあります。混合しているタイプもありますが、見た目の自然な仕上がりや使用可能期間、メンテナンス方法、スタイリングが出来るかといった比較をして選びます。
2.毛の植え方でも大きく違う
ウィッグの毛は植え方も分かれています。機械植えといって機械作業で一気に植えているものと、手植えといって職人が丁寧に作っているものがあるので見た目の品質も大きく変わります。
3.通気性はとても大事!
ウィッグで通気性という言葉を使うと笑われますが、一番大事な要素です。日中にウィッグを使う時間が長ければ、蒸れることは避けられません。通気性が高いことで、蒸れの緩和と地毛への負担を軽く出来ます。通気性は、毛髪を植えてあるメッシュシートの素材で変わります。
4.フルウィッグかポイントウィッグか?
フルウィッグは全体としてスポッと被るタイプですし、ポイントウィッグであればつむじだけを隠す事も出来ます。やはりフルウィッグは値段も高いので、ポイントウィッグにしようと考えがちですが、実際に付けていてズレを気にしなくて良いのはフルウィッグの方です。ポイントウィッグも、最近では種類も豊富で、取り付け金具も簡単で外れにくいので、つむじ部分のボリュームや白髪(新生部)隠しなどには重宝します。
5.カスタマイズが出来るかどうか
ウィッグを作った時にはオーダー、セミオーダーなどでより自然に作ることが出来ます。またウィッグの毛を染色したりカットすると、普段のヘアスタイルに近い状態が出来るため、人に気付かれにくいです。セミオーダーは高価になるので、はじめは既製のタイプから試してみるのがおすすめです。
以上の様にウィッグで薄毛をカバーするなら比較ポイントがありますので、一通り確認するのがおすすめです。