薄毛と皮膚科、実は関係が深い!

「薄毛で病院に行くなんて…」「薄毛は病気じゃないんだから、わざわざ病院に行くほどのことじゃない」「身体に不調が起こっているとかじゃないんだから、薄毛で病院に行くなんて恥ずかしい…」こう考えている人も多いのではないでしょうか。

でも、実は薄毛と病院というのは、深い関係があるのです。

かかるべき科はどこになるの?

病院には、いろんな「科」があります。内科、外科、皮膚科、耳鼻科、神経内科…。総合病院だと、10を超えるケースも珍しくありません。

では、薄毛はどこにかかれば良いのでしょうか?

けがではなく、身体の内側から起こることだから内科?女性の場合、ホルモン系の異常だということで、婦人科の受診を考える人もいるかもしれません。

これらも「間違い」ではありませんが、薄毛の場合、基本的にはまずは皮膚科の門を叩くべき、と考えられています。

皮膚科で何がわかるのか?

皮膚科に行くことのメリットはいくつかあります。

1.原因がわかる可能性が高い

薄毛には、さまざまな原因があります。ぱっと思いつくのが、AGA(Androgenetic Alpecia/男性(型)脱毛症)でしょう。これは男性ホルモンの影響によって起こると言われている、薄毛の原因の代表例です。

しかし薄毛には、ほかにもさまざまな要因があります。甲状腺の病気で薄毛になる可能性もありますし、またストレスなどが原因となることもあります。

私たちは、「知識」として、「何が原因か?」というのを調べることができても、その原因の特定まではなかなかできません。しかし皮膚科に行けば、どれが原因か、ということを特定できる可能性が非常に高いです。

何が原因かがわかれば、対応策も考えやすいですよね。

「自分の悩みを打ち明ける」ということのメリット

薄毛というのは、なかなかデリケートな問題です。特に、「薄毛になり始めた時期」というのは、悩みが深いですよね。誰かに話したい、相談したい、だけど病気でもないから相談することもできないし、笑われるのが怖い。そう悩む人も多いはずです。

しかしこのような悩みというのは、心と身体にとって大きなストレスとなり、更に薄毛を進行させてしまいかねません。

プロである医師に自分の悩みを打ち明けられるというだけで、このストレスは大幅に軽減します。

ちなみに上では、「皮膚科の受診を勧める」としましたが、薄毛専門のクリニックなどもたくさん開設されていますよ。