抜け毛・薄毛の対策とケア
ドライヤー中に大量の抜け毛…ドライヤーを辞めれば薄毛予防になる?
ドライヤー中に手やブラシに絡まってくる大量の髪…抜け過ぎじゃない?!と心配になる瞬間。でも、ドライヤーを辞めて自然乾燥に変えるなんてもっとNGです!もうドキッとしない、ドライヤー前のテクニックを知ろう。
なんでドライヤー中にたくさん髪が抜けるの?
それはずばり、たくさん抜けている“気がするだけ”です。そんなバカな、と思わないでくださいね。きちんと理由があるんです。
1:誰でも一日100本ほど髪は抜けるもの。その中の一部。
2:シャンプー中に抜けた髪が流しきれず、乾かした際落ちた。
3:女性は髪が長いので、少ない本数でも大量に抜けたように見える。
まず覚えておいていただきたいのが、誰でも髪は一日に100本程度抜けるということ。
頭に生えている約十万本の髪は、常に数年のサイクルで同じ毛穴から生え変わっています。同時に一部のエリアから100本抜けたらすごい量ですが、頭全体から100本程度ですと対した量ではありません。
抜けた時には毛穴の奥で新しい髪の準備が出来ているのでご安心を。また濡れた髪はキューティクルが開いているので、乾いた髪より髪同士が引っかかりやすいです。なのでドライヤーをしてキューティクルが閉じることで、髪が落ちやすくなり、手やブラシに着いてくるんですね。
束で抜けた!と感じても、長い髪が二重三重になっていたりするので、束で抜けた後に頭皮が見違えるほど薄くなっていない限りは心配しないでください。
ドライヤーを辞めて自然乾燥に切り替えるのはダメ?
でもドライヤーをする度にドキッとしたくないから、自然乾燥に切り替えたい!というあなた、ぜーったいに辞めてください。髪が長時間濡れた状態でいるのは、頭皮の臭いや髪のダメージにつながります。抜け毛は減ったように感じても、見た目がボロボロでは意味がないですよね。
ドライヤー時の抜け毛・髪のダメージを減らすには
ドライヤーの時に余分な髪まで抜けないように、シャンプー前にブラッシングするクセをつけましょう。シャンプー前の乾いた髪に、クッション性があり目の細かいブラシでブラッシングしてください。余計な絡まりを事前に取っておくことで、抜けそうな髪が自然に落ち、シャンプーの泡立ちが良くなり、ドライヤーする際もごそっと髪が抜けたように感じることがなくなります。
さらに嬉しいのが、キューティクルが無駄に傷つかなくなるため、ダメージが軽減され続けるほどツヤツヤの髪になります。さらにさらにブラッシングの刺激で頭皮の血流もUPするので、根本から薄毛予防にも。これはもう、今日から始めるしかないですね!