ヘアブラシの選び方・使い方
ヘアブラシ、正しい使い方を知っていますか?
普段あたり前のように使っているヘアブラシ。日常の欠かせない1コマですが、よくよく考えてみると、そのヘアブラシの使い方が自分に合っているのかどうか疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。
また、スタイリング以外にはどんな効果もあるのかなど、考え出すといろいろと疑問も湧いてきます。
ブラッシングで注意したいこと
ご自分がやりやすい方法でブラッシングしていても、間違ったブラッシングは髪を傷めてしまうきっかけにもなります。具体的には、以下のようなブラッシングが要注意です。
・「清潔なブラシではない」…ヘアブラシも清潔がいちばん。定期的なメンテナンスを行わないと、汚れなどが頭皮や髪に付着して、フケの原因に。
・「ブラシが合っていない」…たとえばナイロン製のヘアブラシは、静電気を発生しやすいのが特徴。電流は乾燥のきっかけであり、傷んだ髪には大敵。
・「根元までブラッシング」…髪の先端などに塊があり、根元からとかすと、抜け毛のもとに。ブラッシングは先の方から、少しずつが基本。
正しいブラッシング方法
よくありがちな間違いに注意に気をつけながら、ブラッシングをしていきましょう。まず大切なのは「髪がダメージを受ける」環境をつくらないということです。
静電気はどんな髪でも負担になりますので、事前にヘアクリームやオイルで髪を馴染ませておくことがおすすめです。また、静電気の発生を抑えるため、天然毛や木製のヘアブラシを選ぶのもいいでしょう。
ブラッシング環境が整えば、今度はとかす順番です。絡ませないように「毛先」から「根元」に向けて無理をせずとかしていきます。そして、最後は仕上げとして、根元から毛先に向かってとかせばOKです。
ブラッシングで期待できる効果
さて、ブラッシングは寝ぐせを直したり、スタイリングしたりするだけではありません。実は髪にとってもいいケアでもあるんです。
まずは、髪や頭皮の清潔を保てること。髪をとかすのと同時にホコリやフケを払うをことができます。シャンプーの泡立ちや洗浄効果もよくなり、しっかりと洗うことが可能になります。
そして、抜け毛予防にも効果あり。絡まった髪をほぐすことで、髪同士のもつれによるダメージを抑えます。さらに、ブラッシングによる頭皮への刺激は髪の育成促進も期待できます。頭皮の血流を促して、コシやハリがある髪の成長を助けてくれるのです。
毎日のお手入れは欠かさずに
ブラッシングで、いい髪や髪の健康を維持していくために大切なのは継続です。
しっかりと続けていれば傷んだ髪も改善しやすくなりますし、また、ダメージを防ぐことにもなります。ぜひ自分にあったブラシ、正しい方法でブラッシングを身につけてくださいね。