ヘアブラシの選び方で髪は変わる!

いろいろな形があるヘアブラシ。もちろん、デザイン性を考えてのことでもあるのですが、実はブラッシング効果を発揮させるための形状なのです。正しいヘアブラシ選びについてご紹介していきましょう。

たくさんの形があるヘアブラシ

調べてみると、ヘアブラシの種類は本当に豊富です。何気なく購入して使っているという人も多いと思いますが、髪にいいと聞けば、やはりこだわりの1本を持っておきたいところ。ぜひ、代表的なヘアブラシの形を覚えておいてください。

「クッションブラシ」

毛の先端が丸くなっているのが特徴。クッション性が高いので、地肌を傷つけにくい。髪をまとめるときに最適なヘアブラシ。

「ロールブラシ」

円状にブラシの毛がつけられているのが特徴。髪を手軽に掴むことができるため、カールなどのスタイリングに最適。

「スケルトンブラシ」

毛並びが荒いのが特徴。密集していないため、髪にあてたとき、ちょうど手でとかしたようなスタイルをつくれる。

「デンマンブラシ」

クッションブラシとは対照的にクッション性が低いのが特徴。力を入れてフラッシングしやすいことから、ブローで活躍。

こだわりたいブラシの毛

形状のように、ヘアブラシは毛の材質もさまざまです。ご紹介していきましょう。

「樹脂製」

クッションブラシに使用される毛。耐熱や耐水性に優れており、柔軟性が高い。対薬品性もあるので、スタイリングを主体にしたヘアブラシに最適。

「ナイロン製」

ヘアブラシの毛に用いられるのがナイロン製。吸水性があるので、髪を乾かしながらとかしていくのに活躍。

「猪毛」

猪からとった毛を使用。弾力性に富みながらもやさしいい使用感。化学材料より高価。

「豚毛」

豚からとった毛を使用。熱に強く、髪の摩擦を抑え、さらにコシがある。ヘアブラシの中で最高級品に位置する。

ヘアブラシは、まず髪質で選ぶ

このたくさんのヘアブラシの中から、自分に合ったものを選んでいくのですから、結構大変です。しかし、自身の髪質とブラシ素材の特徴を抑えておけば、愛着の湧く1本に出会えることでしょう。

まず、「剛毛やしっかりとした毛」の方におすすめするのは「ナイロンや猪毛」。ある程度力を入れても、しっかりと髪を掴んでくれるブラシが最適です。

そして、「細毛・猫っ毛」の方には「猪毛」。髪に負担をかからず、スムーズにとかしていくことができます。 最後、「ボリュームが少ない髪」には「猪毛・豚毛」がおすすめ。頭髪にダメージを与えないものがベストです。

髪づくりはブラシから

しっかりと自分の髪に合ったヘアブラシを選んでいくことは、いい髪づくりに直結します。

また、天然素材のブラシとナイロンなど、さまざまなブラシ素材をミックスして、それぞれのメリットを合わせたヘアブラシもあります。ぜひ、いろいろと試してみてはいかがでしょうか。