ロングヘアをきれいにキープしたい♪毛先まできれいに洗うシャンプー方法

思わず見とれる艶やかなロングヘアは女性の最強の武器。毛先の傷みや枝毛など、トラブルも多いロングヘアですが、美しさをキープするためのシャンプー方法をご紹介します。

忘れがちなシャンプー前のブラッシング

シャンプー前のブラッシングは、からんだ髪のもつれをほぐすだけでなく、髪や頭皮についた皮脂を浮かせることができます。また、髪や頭皮についたホコリやフケも落ちるため、シャンプー剤の洗浄効果がアップします。

ブラッシングに使うブラシは、髪を傷めないよう、目が粗く、ナイロンや動物毛といった柔らかい素材がおすすめです。

なお、ブラッシングは、いきなり根元から毛先まで引っぱると抜け毛や切れ毛の原因に。まずは毛先からブラシを入れ、絡まりを取ってから、髪の生えている流れに沿ってブラッシングしましょう。

頭皮が気持ちよいと感じる強さのブラッシングは、頭皮の血行を促進し、健康的な毛髪を生む効果もあります。

シャンプー前にお湯でしっかり流しましょう

シャンプー剤の泡立ちが悪くて2度洗いすることはありませんか?泡立ちが悪い原因は、髪に付着した汚れやホコリです。

シャンプー剤で洗う前に、まずは37度前後の熱すぎないお湯でしっかり頭皮と髪を流しましょう。この作業で、髪の毛の汚れやホコリが80%落ちるといわれています。なお、髪の毛にお湯を当てるというより、頭皮全体にシャワーを当てるつもりで地肌を洗います。

もしスタイリング剤がお湯で落ちにくいときは、指でもみほぐして洗い流すと、後からシャンプーをする際に泡立ちに差が出ます。

頭皮をマッサージするようにシャンプーする

シャンプーをする前に、髪についた余分な水分をきって、シャンプー剤が流れないようにします。次に、多すぎない量のシャンプー剤を手の平で軽く泡立てて、頭皮を揉み洗いします。

なお、かゆみがあるときはつい強い力でゴシゴシしたくなりますが、頭皮を傷つけてフケやかゆみが増長するので避けましょう。後頭部を洗うのは難しいのですが、髪をかき上げて、頭皮全体を指の腹でマッサージをするように、まんべんなく洗います。

ちなみに、ロングヘアの毛先は傷みがちのため、シャンプー剤が毛先に付かないようにするのがポイントです。毛先の傷みが気になるときは、シャンプー前に毛先だけトリートメントを付けてからシャンプーするのも一案です。

トリートメント剤を効果的に使おう

シャンプー剤をお湯でしっかり洗い流したら、トリートメント剤で髪の毛に潤いと栄養を与えます。せっかく洗ってクリーンになった毛穴が詰まらないよう、頭皮にトリートメント剤は付けません。

トリートメント剤は髪の中間から毛先にかけて揉みこむようにして付けていきます。さらに、熱いお湯で絞ったタオルで髪を包み、5分程度放置しましょう。このひと手間で浸透力が高まり、毛先のパサツキを押さえることができます。最後に、髪にしっとり感を残す程度までお湯で洗い流せば終了です。

シャンプーの方法を工夫するだけで、艶やかでサラサラのロングヘアをキープすることができます。毛先まで美しい髪にするために、今日から実践してみてはいかがでしょうか?