トリートメントの選び方・使い方
スタイリングにトリートメントウォーターを使うメリット
シャンプーの後にトリートメントをするのは、ヘアケアの定番とも言えます。トリートメントを付けた後、お湯で濯ぐのが一般的な使い方ですが、最近は洗い流さないタイプもあります。
とくに、ミストタイプのトリートメントウォーターだと、ヘアスタイリングにも使うことができて、とても便利です。
トリートメントは頭皮につけない
シャンプーの後にトリートメントをつけると、頭皮にもついてしまいがちです。トリートメントは髪に栄養を補給してダメージを回復させるものなので、頭皮につけてはいけません。頭皮にトリートメントが付くと、油分や栄養成分が毛穴に詰まるなどしてダメージの元になるのです。
髪の下部分から上に向かってつけるなど、トリートメントを頭皮につけないようにしましょう。
入浴が終わってからのトリートメント
洗い流さないタイプのトリートメントは、バスタイムが終わってから髪につけます。タオルドライして髪につけてからドライヤーで乾かすタイプや、乾いた髪につけるタイプもあります。この方法だ、頭皮に付きづらいですし、トリートメントを髪に馴染ませる時間も節約できます。
また、トリートメントを流したお湯が肌に残ると、ニキビなどの肌トラブルのもとになりますから、それを避けることもできます。クリームタイプやジェルタイプなどがありますが、スタイリング剤を兼ねているミストタイプのトリートメントウォーターもあります。
スタイリングは乾いた髪で
ミストタイプのトリートメントウォーターは、吹きかけるだけなのでとても便利です。しかし、ミストをかけると髪は濡れるので、注意をしなければなりません。髪は長時間濡れたままでいるとキューティクルが開いてしまい、傷みの元になってしまいます。
トリートメントウォーターを吹きかけた後は、必ずドライヤーで髪を乾かしてください。スタイリングも乾いた髪でする方が、崩れないヘアスタイルに仕上がります。
熱から髪を守る
トリートメントは、髪の内部に栄養を行きわたらせてダメージを回復させます。それと同時に、表面をコーティングして紫外線などの外部の刺激から守る役割もあります。特に、洗い流さないタイプのトリートメントは、保護する力が強い物が多いのです。
ということは、スタイリングのときのアイロンやドライヤーの熱からも髪を守ってくれるということになります。スタイリングに手早さが求められるのは、長い時間、髪に熱を当てないためでもあるのです。
艶やかな髪を目指せ
縮毛矯正やパーマ、カラーなどは、髪に負担がかかるものです。 その負担を少しでも軽減して、ダメージから復活させるためには、日頃からのトリートメントが大切です。 理想は、髪をシャンプーするたびに必ずトリートメントをすることですが、遅く帰ったときなどはついサボってしまうかもしれません。 その点、トリートメントウォーターなら、毎朝のスタイリングがヘアケアの時間になります。 艶やかな髪のためにも、トリートメントウォーターを使ってみてはいかがでしょう。