つけ方を見なおしただけで効果が上がる!?トリートメントの正しいつけ方

ヘアケアの方法を考えた時、最初に思い浮かぶのはトリートメントではないでしょうか。シャンプーの後にトリートメントをすると、髪もサラサラとして滑らかになります。とても手軽なヘアケアですが、より効果的なトリートメントをしましょう。

正しいトリートメントの前に正しいシャンプー

トリートメントの効果をより高めるためには、正しい方法でシャンプーをします。

まず、必ずシャンプー前にブラッシングをしてください。シャンプーの前には、できるだけ汚れを落としておくのが大切です。同じ理由で、お湯をかける時も地肌をマッサージして汚れを落としておきます。

シャンプーを両手で泡立ててから髪につけて、柔らかく地肌にタッチしていきます。そして洗い残りがないように、しっかりとお湯ですすいでください。シャンプーは、地肌の汚れを落とすためのものです。間違えても、髪をゴシゴシと擦ったりしないでください。シャンプーの時間よりも洗い流す時間を長めにして下さい。

トリートメントは髪のために

シャンプーは地肌のために、トリートメントは髪のために。

これを間違えると、頭皮にトラブルが起こるかもしれません。トリートメントは、毛先から中間につけていくのが鉄則です。

地肌につけてしまうと、毛穴にトリートメントの油分が詰まってしまうことがあります。そうなると頭皮の皮脂のバランスが崩れて、吹き出物やフケの原因になり、抜け毛に繋がっていくこともあるのです。

頭皮には、余計な油分は必要ありません。トリートメントは、髪に栄養を補給するためのものなのです。

髪の内部まで栄養を届ける

シャンプーをしてから、毛先から水が落ちない程度に水気を切ります。トリートメントは必ず毛先から髪の半ばまでつけていき、少し手に残った分を頭頂部につければOKです。頭頂部までベタベタつける必要はありません。

あとは温かなタオルで巻いて、5分から10分ほど時間をおきましょう。時間のない方はタオルなどしなくてもそのまま5分くらい置いて頂けると良いです。時間をおいている間にトリートメントは髪の内部まで染み込んで、不足してしまった栄養を補給しています。すぐに洗い流すと、表面だけの効果になってしまいます。

洗い流す時のポイント

洗い残しは、絶対にいけません。しっかりとすすいでも、トリートメントの効果は損なったりはしません。

また、チェンジリンスという流し方も効果があります。お湯をかける時に髪の下に洗面器をおいて、洗い流したトリートメントを溜めるようにします。

そして洗面器に溜まったお湯に溶けた状態のトリートメントを、もう一度手で髪につけていきます。このチェンジリンスで、効果はさらに高くなります。

リンスとは違うトリートメント

リンスは髪の表面をコーティングして、くし通りを良くするものです。トリートメントは、髪の内部に栄養を補給して状態を改善するものです。

もしリンスとトリートメントの両方を使いたい場合は、先にトリートメントをしてからリンスで髪を保護しましょう。髪は自分自身の力では、ダメージを修復できません。正しくトリートメントをして艶やかな髪でいましょう。