ドライヤーの選び方・使い方
ドライヤーの電気代っていくらくらいかかるの?
毎日使っているドライヤーというのは、意外なほどに電力を食うものです。そこでここでは、「ドライヤーって、結局いくらくらいの電気料金が発生するの?」ということを考えていきましょう。髪の毛の長い人は必見ですよ!
電気料金求め方には計算式がある
基本的なことから、まずはお話しましょう。電気代を求めるには、一つの計算式があります。これは基本的には、どんなものでも変わりありません。
その計算式というのは、以下のようなものになります。
消費電力(KW)×10÷60×22
これによって求められます。上の「10」は「10分間」の意味です。また、「22」というのは、現在の電気料金の単価です。
一般的なドライヤーを、「強」で使った場合、1200Wに相当します。これを上記の計算式に当てはめると、 1.2×10分÷60×22=4,4円となります。
つまり、一般的なドライヤーを10分間使ったときの金額は4.4円。一か月に、132円程度の電気代を、ドライヤーで使っているということになります。
ヘアアイロンの電気代も考えたい
ちなみに、上では「ドライヤー」の電気代についてお話しました。ここからは、ヘアアイロンのお話をしましょう。ヘアアイロンの場合、ドライヤーよりもずっと消費電力は少なくなります。商品によっても違いますが、200W程度の商品が一般的です。
ヘアアイロンは、「どんな長さで」「どこまでカールするのか」「何分程度で温まるのか」によって、使用時間が大きく変わります。ただ、多くの人は15分~30分程度の使用時間かと思いますので、ここでは20分と仮定して計算しましょう。
計算式は、上記と同じです。
0,2×20÷60×22=1.5円 です。
30日間毎日巻いていたとしても、44円程度ですね。
このため、「電気代を節約したい!」という人の場合でも、ドライヤーやヘアアイロンの使用を躊躇する必要はない、ということがわかります。2つを1カ月毎日使い続けていても200円程度にしかならないからです。
もちろん、「ヘアアイロンをかけると髪が傷む」「ドライヤーでぱさつきが生まれてしまった」という人の場合は、何らかの対処方法を考える必要はあります。しかしながら、「電気代を節約すること」を目的に、この2つの使用をやめる必要はなさそうです。
むしろ、ドライヤーを使わずに自然乾燥をしていると、髪に思わぬダメージが行ってしまう可能性もあります。適切に使って、きれいな髪を保ちたいですよね!