髪を保護する!ドライヤー前のトリートメント

お風呂に入って濡れた髪。そのキューティクルは開き、保護機能は無防備になっています。この状態でドライヤーをかけると、その熱が髪の毛にダメージを与え、パサパサ・ごわごわ毛の原因ともなるのです。どんなに良いシャンプーを使っていても、これでは台無しですよね。ドライヤーの熱対策として、トリートメント剤の利用は必須です。

お風呂で使用するトリートメント

トリートメントの役割は、ダメージを受けた髪の毛の補修と栄養補給です。特に、外でのレジャーが多い夏場や乾燥が気になる冬場などは必需品と言えるでしょう。まずはじめに、お風呂でトリートメントを使用するときの注意点をお教えしましょう。

第1に、トリートメントを使用するタイミングです。トリートメントは「シャンプーの後、リンス(コンディショナー)の前」に行うのが鉄則。シャンプーの前では、髪の毛に汚れや過剰な油分がこびりついており、トリートメントの効果は半減します。また、リンス(コンディショナー)の後に行うと、トリートメントの有効成分がうまく浸透しなくなるのです。なお、シャンプーのすすぎはきちんと行ってからトリートメントして下さいね!

第2に、トリートメントの使用量やつけ置き時間です。

トリートメントの使用量は、個々の製品によって違いますので、なるべく指定された量を1回に使いましょう。サプリメントと同じで「たくさん使用すればそれだけ効果も増大する」ということはありません。つけすぎると洗い流すときに余計に手間がかかるだけ。頭皮にも残りやすく、毛穴を塞いで髪の毛の正常な発育を妨げる原因にもなってしまいます。

トリートメントのつけ置き時間は、およそ30分~1時間程度が一般的なようです。だけどそんなに時間が取れない!という方でしたら、シャワーキャップやホットタオルでトリートメントした髪を覆うことで、有効成分の浸透を早めることができますよ。この時だけは、いつもより少し多めにトリートメント剤を使うことがポイントです。

洗い流さないトリートメント

お風呂で使用するトリートメントは、結局洗い流してしまうので「大丈夫かな」と不安な方もいらっしゃるでしょう。そんな方にはお風呂後につける「洗い流さないタイプのトリートメント」がおすすめです。

最近ではお風呂の後、ドライヤー前に使う「洗い流さないトリートメント」(アフターバス・トリートメント、アウトバス・トリートメントとも呼ばれます)を利用する方も増えています。さて、まずはタオルで軽く余分な水気を取ってから、頭全体にトリートメントをまんべんなくなじませましょう。揉み込む、というよりは撫で付けるイメージで優しくつけて下さい。この時「頭皮にトリートメントが付かないよう注意」して下さいね。最後は軽くドライヤーをかけましょう。強風ではなく、弱風で、髪の毛の中に風を通すくらいのイメージでかけると丁度いいはずです。

ドライヤーの前にトリートメントしたことで、熱風によるダメージを最小限にすることができますよ!

ドライヤーをかけずに自然乾燥させるのはNG

熱風が髪の毛のダメージになるのなら、はじめからドライヤーなんて使わずに自然乾燥させれば…。実はこれ、ドライヤーをかけないよりももっと髪へダメージを与えてしまうのです。お風呂で濡れた髪は、キューティクル(髪の毛の表面のバリア)が開いた状態。乾かさなければずっとこの状態が続きます。すると、髪に必要な栄養素が流れ出してしまい、毛にコシやツヤが無くなる原因となるのです。

ですから、洗髪したら必ずドライヤーと心得ておきましょう。心配な方は「ドライヤー後につけるトリートメント」もありますので、ぜひ試してみて下さい。