シャンプーの選び方
シャンプーブラシは危険?使い方によっては頭皮に傷が・・・
髪の毛や地肌をキレイにしたい。ごく自然な気持ちから使用したシャンプーブラシでも、使用方法を誤るとかえって悪影響を与えることもあります。何かと汚れのつきやすい頭皮を常に清潔に保つためにも、シャンプーブラシのちゃんとした使い方をマスターしましょう。
シャンプーブラシのメリットとは?
シャンプーブラシを使用する一番のメリットは、指が頭皮に触れないことです。
指でシャンプーしても適切な力をかけられる状態(爪が短く、均等に力をかけられる)であれば特に問題ないのですが、例えばネイルをしていて頭皮に爪が当たる状態の人には地肌を適切な強さで洗髪することが難しいことも。
そんな時にシャンプーブラシを使用すると、頭皮を均等に洗髪することが容易になります。また、シャンプーの目的は
・地肌の洗浄
・髪の洗浄
・頭皮マッサージによる血流の促進
があげられ、3つ目のマッサージ効果も指より頭皮と触れる面が増えるため、対応しやすくなります。
シャンプーブラシのデメリットとは?
シャンプーブラシは便利ですが、もちろん正しく使用しないとデメリットもあります。一番のデメリットは「力が入りやすいこと」。
頭皮をマッサージしたい、毛穴の奥まで洗浄したい、そんな気持ちから、強くゴシゴシしてしまう人も少なくありません。
ですが、現代人の頭皮は刺激を受けやすいことや、シャンプーの性能も上がってきているので無理にゴシゴシと刺激を与えると過剰な皮脂の分泌促進や、毛穴の炎症・傷などを引き起こす原因にも繋がります。
シャンプーブラシを使うコツとは
シャンプーブラシをうまく使うには「力を入れないこと」と特に髪の長い人は「ブラシに髪の毛が絡まないよう留意すること」です。力を入れないとはどの程度の強さが適切か、といえば、美容室のシャンプーで気持ちいい強さを想像してみてください。
多少の強さの好みはあるでしょうが、強すぎず全体をマッサージするような洗髪を行っていませんか?そのイメージで強すぎずシャンプーをする。これが基本です。
また、シャンプーブラシを使用した洗髪は髪が絡まりやすくなります。シャンプー前にしっかり髪をとかし、その後しっかり髪をぬらす。そしてしっかり泡立った後に洗髪をする。これだけでも絡まりにくくなります。
シャンプー後のケアも忘れずに
シャンプーのコツは髪の洗い方だけだと思っていませんか?シャンプーブラシの効果をしっかり実感するために、シャンプーの後ケアも忘れずに行いましょう。
しっかりマッサージした後はたっぷりすすぐ。タオルドライは短めに、すぐに頭皮を乾かす。きちんと髪の毛が乾くまでがシャンプーであり、頭皮がぬれた状態では、せっかく洗髪したのに雑菌が増えてしまうことも。一連の流れを止めず、最後まで気を抜かずに洗髪することが肝心ですよ。