シャンプーの選び方
いい匂いのシャンプー、これっていいの、それとも悪い?
いい匂いのするシャンプーというのは、本人だけでなく、周りの人にとっても癒しとなるもの。今回は、シャンプーと香りについての関係を見ていきましょう。
都市伝説?「香料の匂いがする子宮」の話
まことしやかにささやかれている説で、「香料の匂いがする子宮」という話があります。
これは簡単に言うと、「現在の女性は、香料がたっぷり入った化粧品やヘアケアの商品を使っているから、その香りが子宮に染み付いて、出産や手術のときなどに臭う」というものです。
これは、「顔や頭皮から吸収された毒性のある香料のせいだ」と言われています。
ただしこの説に関しては、明確に否定されています。
そもそも、「経皮毒」という言葉は造語であり、2008年に経済産業省によって否定されています。また、出産や手術のときには血の臭いが強く、シャンプーの香りなどはまず検知できません。
また、もしこれが真実であるとするのならば、これをもらしたであろう医師の守秘義務はどうなっているのか?などの問題がでてきます。
よって、これはあくまで「都市伝説」レベルの話であり、事実無根と言えるでしょう。
いい香りのシャンプー、どれを選べばいいの?
上記の話からも分かる通り、現在日本で認可されているシャンプーの「香り」というのは、原則安全な成分が使用されています。そのため、好きな香りのものを選ぶことができます。
嗅覚は人間の五感のなかでもっとも解明されていない部分が多いものですから、一概に「この香りがいい!」とはなかなか言えないもの。個人差もとても大きいです。
ただ、花の香り、あるいはハーブの香り、果物(かんきつ類)の香りなどは根強い人気を誇っています。
あえて無香料のものや、石鹸の香りがするものを選ぶという人もいますね。素朴な香りで、男性人気も高いです!
香水とシャンプーの相性について
「普段から香水を付けている」という人の場合は、香水とシャンプーの香りの相性も考えて選びたいものです。
香水はそれ単体でもいい匂いを放ちますが、シャンプーと組み合わせることで、更に良い香りに変化します。
ただ、香水の香りとシャンプーの香りが対立してしまうと、マイナスの効果を生み出してしまいかねません。そのため、研究は必須です。柑橘系のものなどは喧嘩しにくく、かなりはん用性が高いですよ。
同系統の香りでまとめるのが基本ですが、いろいろ試してみてもいいですね!