無添加シャンプーは本当に無添加?

最近、無添加シャンプーが増えてきました。無添加と言うと身体に良い材料だけを使って、健康に害がないという印象を誰もが持ちます。

では、無添加シャンプーは本当に何も添加物を使っていないのでしょうか。

添加物って何?

シャンプーにおける添加物は髪の汚れを落とすだけではなく、品質を保つためなどに少量使用する成分です。シャンプーによく入っているパラペンは、防腐ための添加物です。シャンプーはとても腐りやすいので、パラペンで腐敗しないようにしています。

またポリエチレングリコールは泡立ちを良くしたり、髪をサラサラにしたりする働きがある添加物です。他にも色々な用途のある添加物が使われていますが、これが身体に良くないという意見もあります。

添加物は身体に悪い?

以前、シャンプーや化粧品には表示指定成分というものがありました。昭和40年代に厚生省(現在の厚生労働省)が、アレルギーなどの症状を起こすかもしれない添加物を表示しなければならないと定めたのです。これは平成13年に薬事法の改正でなくなり、使われている全ての成分を表示するようになりました。

現在は製造技術の進歩もあり、かつての表示指定成分でも健康に影響が出ることはほとんどありません。しかし言葉が一人歩きをはじめて、表示指定成分であった成分が身体に悪いという印象が残っているのです。

何も使わないのが無添加?

実際には、本当に何も添加物が入っていないシャンプーは発売されていないと言っても過言ではないでしょう。以前の表示指定成分を使っていない物を、無添加シャンプーとしているものがほとんどのようです。

またメーカーによっては、全く別の成分を外して無添加としているシャンプーもあります。つまり無添加シャンプーとは、販売している会社で基準がまちまちで統一したものはないのです。無添加シャンプーだからといって、自然のナチュラルシャンプーとは限りません。

無添加シャンプーの注意点

無添加シャンプーのなかには、防腐剤の入っていない物があります。このようなシャンプーの場合は保管に注意が必要になります。腐らないように冷蔵庫で保管するようにとの注意書きに気づかずに、浴室などに置くと、たちまち腐敗が始まります。

腐敗したままのシャンプーを使うと、地肌や髪に深刻なトラブルを起こすこともあります。無添加シャンプーを使うなら、成分を確かめ注意書きをよく読んで適切に使用していください。

自分に合ったシャンプー

現在では、シャンプーに使われている全成分の表示義務があります。成分をよく見て、以前使って合わなかったシャンプーと同じ成分が入っていたら、それを使うのは止めましょう。

肌と髪に良いのは、自分に合ったシャンプーです。無添加シャンプーだからといって、全ての人に合うとは限りません。成分を確かめて、自分に合ったシャンプーを見つけてください。