子供の抜け毛は季節によって影響されるの?

子供の抜け毛の本数が季節によって違うということは、実はそれほど知られていません。そのため、「子供の抜け毛が、倍になった!」ということで悩む人も多いのです。そこでここでは、具体的な例を挙げて子供の抜け毛と季節の関係を見ていきましょう。

季節によってまったく違う抜け毛の本数、その差を知る

子供の抜け毛が一番多い季節と、一番少ない季節をちょっと予想してみてください。できましたでしょうか?

実は、「抜け毛が少ない季節」というのは個人差が大きく、なかなか答えが出ません。小学生なら6月、中学生なら2月、という結果が出ていますが、この2つの間には共通点がなく、「個人差」によるものだと考えられています。

ただ、「一番抜け毛が多い季節」ははっきりしています。それは9月です。

次に8月が続きますが、これも両者で共通しており、子供の抜け毛は8~9月が多い、ということがよくわかります。ちなみに、3位は10月です。

「一番抜け毛が多い季節」と「一番抜け毛が少ない季節」では、1日に抜ける本数が実に2.5倍以上の開きがあります。そのため、抜け毛の少ない季節と抜け毛が多い季節で、抜け落ちる本数が倍になることは、それほど不自然なことではないのです。

なぜこの季節に抜け毛が多いのか?

次に気になるのが、「なぜこの季節に抜け毛が多いのか」ということです。これには明確な理由があります。

7~9月というのは、紫外線が非常に強い時期です。そしてこの「紫外線」は、髪の毛に対して、とても強いダメージとなります。このため、傷ついた頭皮から傷ついた髪の毛が抜け落ちやすくなるのです。

これは子供の抜け毛に限ったことではなく、大人でもまったく同じことが言えます。子供よりも新陳代謝が劣っており、年齢による薄毛が目立ってくる大人の場合は、子供以上に紫外線対策が必要になるのはこのためです。

子供の場合、紫外線を受けて一時的に髪の毛が抜け落ちてしまったとしても、再生力も高く、それほど気にすることではありません。しかしそれでも、髪の毛や頭皮がダメージを受けるというのは、決して嬉しいことではありません。日射病防止のためにも、帽子などをかぶり、紫外線から髪を守ると良いでしょう。

尚、子供の場合、1日に抜ける毛の本数が、50~200本程度なら、正常範囲内と考えられています。夏場などは300本近く抜けることもあるので、あまり神経質になりすぎないようにしたいですね。